石油大手オーレン、アルファタウリに鞍替えか…クビサはF1キャリアに終止符との報道

アルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務めるロバート・クビサ、2021年2月19日F1プレシーズンテストにてCourtesy Of Alfa Romeo Racing

ポーランド国内の報道によると同国のプウォツクに本拠を置く石油会社オーレンは2023年シーズンに向けてアルファロメオ(ザウバー)とのタイトルスポンサー契約を解除し、角田裕毅を擁するアルファタウリと新たな契約を交わす見通しだという。

オーレンに関しては数日前、すぐに再掲されたもののチームのWEBサイトからロゴが削除される騒ぎがあったが、WP Sportowefaktyの報道によると再び撤去される見通しで、早ければ1月27日にもファエンツァのチームとの契約が発表される可能性があるという。

オーレンの支援を受けアルファロメオのリザーブ・ドライバーを務めていたロバート・クビサはどうなるのか?

クビサは昨年末、当初は「90%の確率」で同職を継続する見通しだとしていたが、アブダビでのFP1走行を前に「状況が一変」した事を明かし、現時点では完全な白紙状態だと明かしていた

報道によるとクビサは、スポンサーと共にアルファタウリに移籍することはなく、F1でのキャリアに終止符を打ち、FIA世界耐久選手権(WEC)に集中する事を決めたとされる。

レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリはジュニアドライバーを多数抱えている。テストあるいはフリー走行であっても、クビサがF1マシンでドライブできるチャンスは殆ど期待できない。

少なくともオーレンがスイス・ヒンウィルのチームとの現行契約を終了する事はほぼ確実なようだ。同国の「Blick」も同じように、オーレンがクビサと共にチームを去る可能性を伝えている。

続報:アルファロメオに新冠スポンサー

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