NHK、2022年インディ500を5月30日に放送…佐藤琢磨が挑む3冠目の栄冠
NHK(日本放送協会)は5月30日(月)午後6時15分から3時間45分に渡って、佐藤琢磨が3度目の制覇に挑む2022年第106回インディアナポリス500マイルレースの模様を「完全放送2022 インディ500 佐藤琢磨が挑む! 3度目の栄冠」と題してBS1で録画放送する。実況はピエール北川、解説は中野信治。
現存する世界最古のレースサーキット、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる伝統の一戦はアメリカ・インディアナ州現地29日(日)12時45分にグリーンフラッグを迎える。
既報の通り、NHKは今年もインディカー・シリーズとの間でインディ500のみの放送契約を結んだ。CSスポーツチャンネル「GAORA」は29日(日)23時30分よりレースを生放送する。
インディ500はF1モナコGPとル・マン24時間レースと並ぶ「世界三大レース」に数えられる世界で最も伝統と権威ある自動車レースで、初開催は1911年と、その歴史は1929年に初めて開催されたモナコGPよりも遥かに長く、2022年で106回目の開催を迎える。
F1参戦を経て2010年よりインディカー・シリーズにフル参戦している佐藤琢磨は、2017年にアジア人として初めてインディ500で優勝。パンデミックの影響で史上初となる無観客レースとして行われた2020年大会で2勝目を挙げた。
4月のインディ500オープンテストでは総合2番手スピードをマーク。17日に行われた公式プラクティスセッション1日目に最速を記録すると、3日間連続で33台のトップに立ち続けた。
そして予選では、時速370km超の高速で壁に接触しながら1mmもアクセルを緩めず予選第2ラウンドに進出。4列目10番グリッドを獲得した。
インディ500の決勝は日本時間5月29日(日)24時よりGAORA SPORTSで生中継される。解説は松浦孝亮と小倉茂徳。実況はレーサー鹿島。視聴には「スカパー!」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。またHulu ライブTVでもストリーミング配信される。