5年越しの「RB17」初実走にニューウェイ感慨、10億円超え”未完の怪物”がグッドウッドを駆け抜ける

  • Published: Updated:
  • Googleで優先するソースとして追加する

F1史上最も偉大なデザイナーとも称されるエイドリアン・ニューウェイが2026年7月9日(木)、イギリス・ウエストサセックス州で開幕したグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)で、レッドブルのハイパーカー「RB17」のステアリングを握り、名物のヒルクライムでデモ走行を行った。

同イベントは7月9日(木)から12日(日)まで開催される。ニューウェイだけでなく、レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務める角田裕毅、そしてアイザック・ハジャーもRB17のステアリングを握る予定だ。

グッドウッド・モーター・サーキットでレッドブル「RB17」をドライブするアストンマーティン・ホンダのチーム代表エイドリアン・ニューウェイ、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (1)Courtesy Of Red Bull Content Pool

グッドウッド・モーター・サーキットでレッドブル「RB17」をドライブするアストンマーティン・ホンダのチーム代表エイドリアン・ニューウェイ、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (1)

グッドウッド・モーター・サーキットでレッドブル「RB17」をドライブするアストンマーティン・ホンダのチーム代表エイドリアン・ニューウェイ、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (3)Courtesy Of Red Bull Content Pool

グッドウッド・モーター・サーキットでレッドブル「RB17」をドライブするアストンマーティン・ホンダのチーム代表エイドリアン・ニューウェイ、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (3)

構想から5年…ニューウェイ「本当に特別」

RB17は5年という歳月を経て、ようやくファンの前で実走可能な段階に到達した。RB17初の実走披露を終えてニューウェイは、コックピットの中でインタビューに応じ、「信じられないほど特別な瞬間だ」と語った。

「本当に長い時間がかかった。最初のスケッチを描いたのは、2020年のクリスマスから2021年にかけてのことだったと思う。形になるまで長い時間がかかった」

「プロジェクトの誰もが本当に素晴らしい仕事をしてくれた。おかげで、ここまで持ってくることができた。このマシンで初めてヒルクライムを駆け上がることができて、本当に特別な思いだ」

レッドブルRB17のそばでイヤホンを装着するエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブルRB17のそばでイヤホンを装着するエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (1)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (1)

展示ブースでレッドブルRB17を撮影するエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードCourtesy Of Red Bull Content Pool

展示ブースでレッドブルRB17を撮影するエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

ニューウェイは現在アストンマーティン・ホンダのチーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーを務めている。レッドブル・レーシングを離れて以降、公の場で同チームに関わるのはこれが初めてとなった。

未完のまま疾走した10億円超のハイパーカー

RB17はまだ量産前の状態にある。ニューウェイによれば、現時点ではアクティブサスペンションが作動しておらず、ファンもダウンフォースの発生ではなく冷却のためだけに使われている。さらに一部のアクティブシステムも、まだキャリブレーションを終えていないという。

「今はとにかく、走らせるという段階だ。初めて走らせたのはわずか2週間前だった。そこからここまでまとめ上げ、最初から機能する状態に持ってこられたことは本当に特別だ」

RB17はレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが手がけるサーキット専用のハイパーカーで、コスワース製のV10自然吸気エンジンを核としたハイブリッドパワートレインを備える。

総出力は1200馬力を超え、重量はわずか900kg未満に抑えられており、F1マシン相当の驚異的なパフォーマンスを発揮するとされる。生産台数は50台に限られ、価格は670万ドル以上、日本円で約10億8700万円を超える。

続報:角田「最高級の音」RB17初走行

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (3)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (3)

展示ブースに展示されたエイドリアン・ニューウェイ設計のレッドブル「RB17」を見学する来場者、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (2)Courtesy Of Red Bull Content Pool

展示ブースに展示されたエイドリアン・ニューウェイ設計のレッドブル「RB17」を見学する来場者、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (2)

レッドブルRB17の展示ブースを歩くエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブルRB17の展示ブースを歩くエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ チーム代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (4)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル「RB17」のコックピットに収まるエイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・ホンダ代表)、2026年7月9日(木) グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード (4)