角田裕毅、設計者ニューウェイらと「RB17」初の実走披露へ。F1級のレッドブルV10ハイパーカーでFoSに出走

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レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ(RBAT)は、2026年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)において、開発中のハイパーカー「RB17」を実走デビューさせる。

この歴史的な初走行を担うドライバー陣のひとりに、レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブを務める角田裕毅が抜擢された。

4.5リッターV10エンジンにハイブリッドを組み合わせるエイドリアン・ニューウェイ設計のレッドブル・ハイパーカー「RB17」 (1)Courtesy Of Red Bull Content Pool

4.5リッターV10エンジンにハイブリッドを組み合わせるエイドリアン・ニューウェイ設計のレッドブル・ハイパーカー「RB17」 (1)

角田は、レッドブルのレギュラードライバーを務めるアイザック・ハジャー、そしてRBATの元最高技術責任者でRB17を設計したエイドリアン・ニューウェイとともに、開発プログラムの一環としてヒルクライムでデモランを行う。レッドブルのアカデミープログラムに所属するアリーシャ・パルモウスキーもイベントに参加する。

ニューウェイは現在アストンマーティン・ホンダのチーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーを務めている。レッドブル・レーシングを離れて以降、公の場で同チームに関わるのはこれが初めてとなる。

ニューウェイは単にマシンを設計するだけでなく、高性能マシンを自らドライブすることでも知られており、2024年のモナコ・ヒストリックGPでは、自身が所有する1968年型ロータス49Bでレースに参戦している。

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レッドブルRB17、制約なきV10の怪物

エイドリアン・ニューウェイが設計したレッドブル初のハイパーカー「RB17」のモデルカー、2024年7月12日 (3)Courtesy Of Red Bull Content Pool

エイドリアン・ニューウェイが設計したレッドブル初のハイパーカー「RB17」のモデルカー、2024年7月12日 (3)

RB17はレッドブルにとって、これまでで最も野心的なプロジェクトのひとつだ。ロブ・グレイ率いる開発チームは、5年以上の開発期間を経て、F1マシン水準のパフォーマンスと精度、そして革新性を、全く新しいカテゴリーの車両に反映させてきた。

F1を含む競技用マシンとは異なり、このハイパーカーはレギュレーションによる制約に縛られることなく設計された。究極の空力性能と高度な車両ダイナミクスを備えており、心臓部には、専用開発されたコスワース製の4.5リッターV10エンジン(最大1万5000rpm)にハイブリッドシステムを組み合わせる。

このV10はRB17専用に開発されたもので、単体で1000馬力を発生させる。さらに電気モーター側が200馬力をアシスト。システム総出力は1200馬力を超える。

重量は900kg未満で、2026年型F1マシンより多い推定される1700kgというピーク・ダウンフォースを発生させる。発表当初には、「F1相当のラップタイム」と350km/hを超えるトップスピードを実現するとされていたが、実際、シミュレーター上ではF1マシンを大幅に上回るパフォーマンスを発揮していることが明らかにされている。

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歴代リバリー集結、RB9も実走へ

ホンダRA272をイメージしたレッドブル・ホンダRB16B フロント側Courtesy Of Red Bull Content Pool

ホンダRA272をイメージしたレッドブル・ホンダRB16B フロント側

今回のグッドウッドでの催しは、RB17の実走にとどまらない。レッドブル・レーシングは、チームの歴史を彩ってきたスペシャルリバリーの数々を展示する。

展示には、レッドブル・レーシング初のF1マシンである2005年型「RB1」のデビューカラーから、2015年のプレシーズンテストで「RB11」に施されたカモフラージュ柄、2018年型「RB14」の特別仕様までが並ぶ。

さらに、ホンダとのパートナーシップの集大成として2025年のF1日本GPで「RB21」に採用されたRA272リバリー、そして2026年のグロスカラーをまとった「RB19」も展示される。

また、2013年に19戦中13勝を挙げ、セバスチャン・ベッテルに4年連続のドライバーズ選手権制覇と、レッドブル・レーシングに4年連続のコンストラクターズ選手権制覇をもたらした「RB9」によるデモランも行われる。