2023年8月26日に行われたF1オランダGP予選のハイライト動画
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F1オランダGP《予選》ハイライト動画:雨にクラッシュ大番狂わせ…情報過多な夏休み明けの土曜日

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4週間近い夏休みを経て迎えたシーズン後半戦の初戦。2023年FIA-F1世界選手権第14戦オランダGP予選を制したのは母国凱旋のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。

セバスチャン・ベッテルに並ぶ9連勝記録が懸かるポイントリーダーは、2番手ランド・ノリス(マクラーレン)に0.537秒という大差をつけ、今季9回目、2021年にオランダGPがカレンダーに復活して以来、3年連続となる母国ポールポジションを獲得した。

FP3はウエットコンディション、予選も引き続き雨が降りしきる中で開始されるも、最終Q3になると上空は晴れ渡り、ドライタイヤでの決戦となった。

角田裕毅(アルファタウリ)は0.163秒届かずQ2敗退を喫して14番手で終えた。ただルイス・ハミルトン(メルセデス)に対する走行妨害があったとして、決勝では3グリッド降格ペナルティを受ける。

フリー走行3:ハイライト動画

土曜午前のザントフォールト・サーキットは雨に見舞われ、3度の赤旗が振られる等、混沌としたセッションとなった。

開始9分、前日に事故が多発したターン3の出口でケビン・マグヌッセン(ハース)がクラッシュ。続いて周冠宇(アルファロメオ)が最終2つ目のターン13からの立ち上がりでリアを失いグラベルに捕らわれた。

エステバン・オコン(アルピーヌ)がターン1で止まり切れず、バリアに正面衝突した直後、ダニエル・リカルドの後任としてアルファタウリでのF1デビューを迎えたリアム・ローソンが最終コーナー入口に向けてスピン。3回目の赤旗が振られた。

2023年8月26日に行われたF1オランダGPフリー走行3のハイライト動画

2023年F1オランダGP《FP3》結果

予選:ハイライト動画

ローガン・サージェント(ウィリアムズ)はキャリア初のQ3を達成したが、ターン2で大クラッシュを喫して赤旗が振られた。その後シャルル・ルクレール(フェラーリ)がターン9でアンダーステアに見舞われ、外側のバリアに衝突。再びレース中断となった。

2023年8月26日に行われたF1オランダGP予選のハイライト動画

2023年F1オランダGP《予選》結果


決勝レースは日本時間8月27日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4259mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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