メキーズ発言でランビアーゼの「チーム代表」就任説が再燃。マクラーレンCRO発表と食い違い

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マクラーレン側の説明とは対照的に、レッドブルのチーム代表ローラン・メキーズは、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレン移籍後に就く役職について、「チーム代表」であると述べた。

この発言は2026年F1第4戦マイアミGPのイベント初日、イギリスの衛星テレビ局『Sky Sports F1』とのインタビューの中で飛び出した。

メキーズ発言で再燃するチーム代表説

レッドブルは先月、ランビアーゼが現行契約の満了をもってチームを離脱することを発表した。マクラーレンはその直後、ランビアーゼが2028年のいずれかの時点までに、「チーフ・レーシング・オフィサー(CRO)」の職に就くと発表した。

マクラーレンによれば、レースチーム全体を統括するCROの役職はすでに組織内に存在しており、現在はチーム代表のアンドレア・ステラが、自身の職責に加えてその役割を担っているという。

つまり公式発表において、ランビアーゼはチーム代表としてのステラの後任として発表されたわけではない。だがメキーズは、ランビアーゼがチーム代表としてマクラーレンに移籍すると述べた。

ランビアーゼの離脱についてメキーズは、「GP(ランビアーゼ)には非常に大きなチャンスが巡ってきた。御存知の通り、彼はあちらでチーム代表になる。私にできるのは、彼の成功を祈ることだけだ」と述べた。

パドックを歩くローラン・メキーズ(レッドブル・レーシング代表)、2026年3月14日(土) F1中国GP予選(上海インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

パドックを歩くローラン・メキーズ(レッドブル・レーシング代表)、2026年3月14日(土) F1中国GP予選(上海インターナショナル・サーキット)

ブラウンの反応と、フェルスタッペン発言

同日遅く、この発言について問われたマクラーレンのCEOザク・ブラウンは、「どうやら彼は、私の知らないことを知っているようだ」と切り返すと、ステラを「ピットレーンで最高の人物」と評し、「アンドレア以上に満足できる存在はいない」と続けた。

ステラは2022年12月にマクラーレンのチーム代表に就任すると、以降、チームを大きく立て直した。2024年と2025年にマクラーレンはコンストラクターズタイトル連覇を果たし、昨年はランド・ノリスが初のドライバーズタイトルを獲得している。

ブラウンとメキーズのどちらの認識・発言が正しいのかは、現時点では定かではない。

だが注目すべきは、ブラウンの反応がステラへの絶対的信任の表明にとどまり、「ランビアーゼはチーム代表にならない」と直接的に否定していないという点だろう。この曖昧さは、メキーズの発言の確度を高める。

さらに興味深いのは、フェルスタッペン自身の発言だ。マイアミでのメディア対応の中で4度のF1王者は、ランビアーゼがマクラーレンから受けたオファーを踏まえれば、レッドブルに彼を引き留めるのは「愚かだろう」と語った。

仮にオファーがチーム代表職を含むものだとすれば、フェルスタッペンがこう発言したのも大いに腑に落ちる。

実際の役職はさておき、ランビアーゼがいつマクラーレンに移籍するのかについても、依然として不透明だ。マクラーレンは2028年以前の加入を実現したい意向とされるが、それには現在の雇用主であるレッドブルとの合意が求められる状況とみられる。

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