ピットからコースに出るマクラーレンMCL34、バルセロナ合同テストにて
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マクラーレンのガレージで火災、3名が負傷…第二回バルセロナテストへの影響懸念

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F1バルセロナ合同テストに参加しているマクラーレンF1チームのピットガレージで22日(金)、火災が発生し、3名のチームスタッフが負傷した。

18日にカタロニア・サーキットで開幕した2019シーズン最初のF1公式テストは、4日間の日程を消化して21日に閉幕。規約で許可されたフィルミング・デーを利用して、マクラーレンとウィリアムズ、そしてレーシングポイントが22日にテスト走行を行っていた。

詳しい状況と出火の原因は明らかとなっていないが、マクラーレンのスポークスマンによると、火災はチームの手によって速やかに消化された模様で、サーキット直属のメディカルチームと救急班が駆けつける騒ぎになったという。

当日は新人のランド・ノリスと、今年ルノーから移籍したカルロス・サインツが今季マシンMCL34の走行を担当する予定となっていたが、ドライバー二人は無事のようだ。

この火災によってマクラーレンのチームスタッフ3名が怪我を負い、メディカルセンターへと搬送されたものの、怪我の程度は深刻ではない模様で、すぐにチームに合流した。第二回バルセロナテストは2月26日に開幕する予定となっており、火災による機材やクルマへ被害が懸念される。

同じカタロニア・サーキットで開催された2012年のスペイングランプリでは、ウィリアムズのガレージで火災が発生。深刻な被害はなかったものの、数名が負傷している。