FIA公式記者会見に出席したメルセデスのルイス・ハミルトン、2022年3月12日F1バーレーンテスト
Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

早期の改名を目指すルイス・ハミルトン「できればすぐに」実母の姓をプラス

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メルセデスのルイス・ハミルトンは2022年シーズンの開幕戦を前に、母親の名字である「Larbalestier(ラバレスティア)」を取り入れた名前に改名するつもりだと明かした。

7度のF1ワールドチャンピオン、ルイス・カール・デビッドソン・ハミルトン(Lewis Carl Davidson Hamilton)は黒人の父アンソニーと白人の母ラバレスティアとの間に生まれた混血で、両親は2歳の時に別居した。

バーレーンテストを経て「2020年ドバイ国際博覧会」に姿を現したハミルトンは観客を前に、前人未到の8度目のタイトルが家族にとってどの様な意味を持つのかについて触れ、母の姓を自分の名前に取り入れる計画だと明かした。

ハミルトンは「ハミルトンという自分のファミリーネームを心から誇りに思っている」とした上で「ラバレスティアと言う母の名前を自分の名前に取り入れようとしてるところなんだ」と語った。観客からは歓声が挙がった。

「結婚した女性が名前を失ってしまうという習慣が僕にはよく分からない。僕は”ハミルトン”という名前と合わせて母の名前と共に生きていきたいんだ」

いつ変えるのかと問われたハミルトンは「今週末かどうかは分からないけど(笑、今はそれに向けて取り組んでいるところで、できればすぐが良いね」と答えた。

おそらくはミドルネームに母の姓を追加して「ルイス・カール・デビッドソン・ラバレスティア・ハミルトン」といった名前に改名するものと思われる。