サルト・サーキットを走る2台のトヨタガズーレーシングcopyright Toyota Motorsport GmbH

トヨタ、ルマン24時間レースで念願の初優勝! 1-2体制での圧勝、悲願ついに達成

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6月16日から24時間に渡って行われた第86回ル・マン24時間決勝レースが日本時間17日(日)22時に幕を下ろし、トヨタ・ガズーレーシングTS050 HYBRIDの8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)がトップチェッカーを受けた。2位にはチームメイトの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)、トヨタが1-2フィニッシュを飾った。

ルマン24時間レース動画ハイライト

トヨタは2012年よりメーカー系チームがハイブリッドカーで順位を争うLMP1-Hクラスに参戦。2016年にアウディ、2017年にはポルシェが撤退したため、今年は唯一のハイブリッド勢としてグリッドに並んだ。ハイブリッドとしては7度目、それ以前を含めると20回目の挑戦にして初優勝。悲願を達成した。3位は、同じLMP1クラスのレベリオン・レーシング3号車(トーマス・ローラン/マティアス・ベッシェ/ギュスターボ・メネゼス)という結果となった。

今年のルマン24時間レースは、2018-19年スーパーシーズン世界耐久選手権(WEC)第2戦として、1周13.626kmのル・マン・サルト・サーキットで開催された。トヨタ勢は予選3セッションで総合1・2番手タイムをマーク。F1ドライバー経験者3名を擁する8号車がポールポジション、7号車は2番グリッドからレースをスタート。トヨタは一度たりとも首位の座を明け渡すことなく、最終スティントを担当した中嶋一貴と小林可夢偉が横並びでランデブーチェッカーを受けた。

24時間ノンストップの長き戦いの中には、何度か苦しい場面もあった。スタートから3時間後の序盤、ホセ・マリア・ロペスのドライブする7号車がタイヤのスローパンクチャーに見舞われ予定外のピットイン。また、深夜走行中に8号車セバスチャン・ブエミが、加えて早朝にも2台が揃って80km/h制限のスローゾーンで速度違反。立て続けに60秒のピットストップペナルティが科せられた。

終盤には息を呑むシーンもあった。レース残り100分を切ったところで、2番手を快走していた小林可夢偉の駆る7号車が突如スローダウン。そのまま停まるかに思われたが、80km/hで走行を続け緊急ピットイン。燃料不足によって燃費モードに切り替わったための失速であった。残り50分を切ってからは、燃料使用違反などを理由に7号車に立て続けにストップペナルティーが科される場面もあった。

序盤に電気系統のトラブルによって3時間近くをガレージで過ごしたジェンソン・バトンのSMPレーシング11号車は、ライバル達の後退を尻目に徐々にポジションを上げ、総合40番手、クラス5番手にまで挽回してみせたものの、残り1時間を切ったところでマシントラブル。インディアナポリス・コーナーでマシンを降りた。

2018年ルマン24時間決勝レース順位結果(LMP1クラス)

Pos No. Driver Team Lap Gap
1 8 中嶋一貴
セバスチャン・ブエミ
フェルナンド・アロンソ
TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
388  
2 7 小林可夢偉
マイク・コンウェイ
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
386 2 Laps
3 3 トーマス・ローレン
マティアス・ベシェ
グスタボ・メネゼス
レベリオン・レーシング
レベリオンR13・ギブソン
376 12 Laps
4 1 アンドレ・ロッテラー
ニール・ジャニ
ブルーノ・セナ
レベリオン・レーシング
レベリオンR13・ギブソン
375 13 Laps
5 5 チャールズ・ロバートソン
マイケル・シンプソン
レオ・ルーセル
CEFC TRSMレーシング
ジネッタG60-LT-P1・メカクローム
289 100 Laps