2025年にF1ファンは、自宅のリビングルームでF1グランプリを再現できるレゴセットを楽しめるようになる。全10チームのマシンはもちろん、ドライバーやスターティンググリッド、表彰台もラインナップされる。

注目のラインナップ

F1は今年、複数年にわたるレゴとのパートナーシップを発表した。この一貫として2025年より発売が開始される新たな製品ラインナップが、F1ラスベガスGPの開幕を前に明らかにされた。

スピードチャンピオン・シリーズ

最も注目されるのは、車両のディテールにこだわり、リアルなデザインが魅力的な大人でも楽しめる「スピードチャンピオンズ」のラインナップだ。

レッドブルRB20やマクラーレンMCL38、RBのVCARB 01を含む全10チームのマシンが展開される。

価格はいずれも3,980円（税込）で、日本では2025年3月1日に発売が開始される。ピース数はマシンにより異なるが、概ね250～270個となる。

なお日本での発売は明らかにされていないが、10チーム全てがセットになった「コレクティブル・セット」には、F1アカデミーのショーカーも付属する。

レゴ スピードチャンピオン フォーミュラ1

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デュプロ・シリーズ

初心者や小さな子ども向け（2歳以上）向けとして、デュプロ・シリーズにもF1が加わる。

このセットには、スターティンググリッド、表彰台、マシンとドライバーが含まれており、F1に参戦する全10チームから自分の好みに合わせて組み立てを変更したり、カスタマイズして遊ぶことができる。

ピース数は70個、価格は6,980円（税込）。2025年1月1日に発売が開始される。

レゴシティ・シリーズ

レゴシティ・シリーズ（4歳以上）では、世界中で開催されるF1グランプリレースの雰囲気を再現することができる。

車両輸送やガレージでの修理、ピットストップやレースのスタートなど、幾つかのテーマに沿った6種類のセットが用意されている。

大人向けの新作も登場

2025年3月1日には、古参ファンや大人を唸らせる2種類の新製品の発売が開始される。

FW14B & Nigel Mansell

アイコン・シリーズに登場する「Williams Racing FW14B & Nigel Mansell」は、言わずもがな、1992年のF1世界選手権でナイジェル・マンセルを優勝に導いたFW14Bのレゴセットだ。

象徴的なブルーとイエローのカラーリング、ウイングとサイドポッドに輝くCanonのロゴ、Goodyearのロゴ入りスリックタイヤ、そして精巧なディテールが盛り込まれたルノー製V10エンジンが、購買欲をそそる。

全799ピース、価格は12,480円（税込）と、スペックも大人向きだ。マンセル人形も付属する。

レゴ アイコン マクラーレン MP4/4

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Ferrari SF-24 F1 Car

実際に動作するギアボックスやホイール、ピストンが動くエンジン等…遊びながら本物のクルマの仕組みを学びはじめるのに最適とされる人気の大人向けのレゴセット「レゴ・テクニック」には、フェラーリの2024年型マシン「SF-24」が登場する。

1361ピースで構成された本セットは、稼働するDRSや、Pirelliがプリントされたスリックタイヤ、MGU-Hが回転するV6エンジンなど、細部までこだわり抜かれ、エアロダイナミクスのディテールが最終ラップに挑むスリルを思い起こさせる。

このセットには、フロント＆リア・サスペンション、2速ギアボックスなどの主要な機能が搭載されており、最速のマシンのメカニックを詳しく知ることができる。

ピース数は1361個、希望小売価格は32,980円（税込）。

レゴ テクニック Mercedes-AMG F1 W14

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