ロバート・クビサ、F1-70周年記念GPで再びアルファロメオC39をドライブ
ロバート・クビサは、F1第5戦70周年記念GPの1回目のフリー走行で再びアルファロメオ・レーシングC39のステアリングを握る。プラクティスに参加するのは、第2戦シュタイヤーマルクGPと第3戦ハンガリーGPに続き今季3度目となる。
クビサはミッドフィールド後方で苦しむC39の開発に貢献すべく、シルバーストン・サーキットでの第2レースの金曜午前のフリー走行でアントニオ・ジョビナッツィのマシンを駆り、その豊富な経験を以てチームにフィードバックをもたらす事になる。
「シーズン序盤の慌ただしい時期に、再びハンドルを握ることができて嬉しい」とクビサ。
「F1マシンをドライブするのはいつだって特別だけど、シルバーストンのような場所では尚更さ。何しろここには数多くの歴史があるし、ドライバーとマシンの両方が試されるコースだからね。でも今の僕の主な焦点は、マシンの開発を手助けする事だ」
経験豊富なクビサがもたらすフィードバックについて、フレデリック・バスール代表は「常に最高レベルのクオリティを誇っている」と説明する。
「マシンに乗っている時もエンジニアリング・ミーティングの際も、彼のフィードバックはチームにとって非常に貴重だ。ロバートはシルバーストンのことを熟知しているから、今後のレースに向けて我々が一歩前進するのを助けてくれると確信している」
クビサは今シーズンよりスイス・ヒンウィルのリザーブドライバーを務めており、先週末にはスパ・フランコルシャンでドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)デビューを果たし、14位フィニッシュした。