2022年シーズンのインディカー・シリーズ第4戦アラバマGPの予選が現地4月30日(土)にバーバー・モータースポーツ・パークで行われ、リーナス・ヴィーケイ（エド・カーペンター）が1分6秒2507のトップラップを記録して通算2度目のポールポジションを獲得した。

2020年10月にインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行われたハーベストGPレース1以来となるポールを振り返ったヴィーケイは「タイヤ、セットアップ、すべてにおいて正しい判断ができた。自信はある。素晴らしいレースができると思うし、間違いなく優勝争いができる」と語った。

2番手はパトリシオ・オワード（マクラーレンSP）、3番手には昨年大会の勝者アレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）が続いた。ポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）は7番手からスタートする。

2回のプラクティスで共に22番手と沈んだデイル・コイン・レーシングの佐藤琢磨はコースオフを喫する場面もあり、幾らかポジションを上げたものの17番手と奮わなかった。

しかしながら、その後に行われた最終プラクティスでは7番手と上位を記録。予選を含む2日目のセッションを終えた佐藤琢磨は次のように振り返った。

「予選は残念ながらグループ8位で17番手に終わってしまったのですが、ウォームアップ・セッションではプライマリータイヤで6番手、レッドタイヤでも7番手と、非常に良い結果となりました。トップ10に入れたので、決勝でもかなり良いペースが期待できるのではと思います」

「ただ、決勝は雨の予報も出ています。17番手からのスタートですので、むしろコンディションが変わった方が面白いかもしれません（笑」

「明日は2ストップでも3ストップでも、タイヤチョイスという点では幾らでも選択肢がありますので、しっかりと良いレースを戦って一つでも高いポジションでフィニッシュしたいと思います」

マーカス・エリクソン駆る8号車チップ・ガナッシがグラベルに突っ込んだ事で、予選第2ラウンドは終了間際に赤旗が出されてセッション終了となった。

午前のプラクティス2でクラッシュを喫したアレキサンダー・ロッシ（アンドレッティ・オートスポーツ）は5番手と、2時間45分でクルマを修復したチームの努力に報いる結果を残した。

90周、207マイルで争われるアラバマGPの決勝レースは日本時間5月1日(日)25時30分よりGAORA SPORTSが生中継する。視聴には「スカパー！」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。また昨年同様、Hulu ライブTVでもストリーミング配信される。

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動画

Indycar第4戦アラバマ予選結果表