第16戦ポートランドの表彰台に上がる佐藤琢磨とライアン・ハンターレイ、セバスチャン・ブルデー
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無料動画:30分で振り返る佐藤琢磨のキャリア3勝目 / INDYCAR 第16戦ポートランド戦 ハイライト

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米インディカー・シリーズは、2時間に渡って行われた2018シーズン第16戦ポートランド・グランプリ決勝レースの模様を29分43秒にまとめたハイライト動画を公開した。

オレゴン州ポートランドでのレースは前身CART時代の2007年以来、実に11年ぶりの開催。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は、そんな記念すべきレースを予選20番手からスタート。戦略の妙もありキャリア通算3勝目を上げた。

コロンビア・リバー沿いに造られたポートランド・インターナショナル・レースウェイは、州内最大の都市近郊に位置し、観戦に訪れるには絶好のロケーション。全長1.964マイルのロードコースは、フラットながらもチャレンジングなコーナーが多く、テクニカルなレイアウトが特徴となっている。

スタート直後にはポイントリーダーのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)を含む計4台以上が絡むアクシデントが発生。その後もタイトル争いに絡むウィル・パワー(Team Penske)が単独アクシデントを起こすなど、105周のレースは波乱と共にスタートした。

琢磨は最初のフルコースコーション中に燃料を補給。燃費セーブを強く意識した走りで上位を目指し、71周目にトップに立たった。最後のピットストップを行った後に一旦マックス・チルトン(Carlin)の後ろに下がったものの、給油のためにチルトンがピットへと消えると再びトップに。

その後はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)とのバトルに競り勝ち、ミスなく走り続けてコンマ6秒差でトップチェッカーを受けた。琢磨にとっては今シーズン初勝利、キャリア3勝目、常設ロードコースでの初勝利が記録される事となった。