2023年インディカー・シリーズ第15戦ゲートウェイのプラクティス1が現地8月26日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）が180.040mphのベストラップを刻んだ。

オーバル専任でこれが自身今季最終戦となる佐藤琢磨（チップ・ガナッシ・レーシング）は、179.206mphを刻んでスコット・マクラフリン（チーム・ペンスキー）に次ぐ3番手をマーク。2019年に続く2勝目を目指す。

スコット・ディクソンに101ポイント差をつけランキング首位に立つガナッシのチームメイト、アレックス・パロウは14番手だった。パロウが本大会で3年ぶり2度目のチャンピオンを獲得するには、リードを109ポイントに広げる必要がある。

雷雨によるスケジュール変更を経て、予選は日曜の午前11時に延期された。プラクティス1の後は日曜に向けて路面にラバーを載せるためにハイライン・プラクティスが行われる。

なお認可外のエンジン交換を行ったとして佐藤琢磨、マクラフリン、マーカス・エリクソン、カイル・カークウッド、アグースティン・カナピーノには9グリッド降格ペナルティが科される。いずれも5基目のエンジンを搭載した。

終盤にはマクラフリンがターン2でスピンを喫し、これを回避しようとしたウィル・パワーが壁に接触。これにエリクソンが巻き込まれるクラッシュが発生した。