フェラーリF1 史上初、英国人カラム・アイロットが若手育成アカデミーに加入

カラム・アイロットcopyright ferrari.com

2017年10月19日、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)はカラム・アイロットを育成ドライバーとして採用する事を発表した。アイロットはイギリスはケンブリッジ出身の18歳、今季はメルセデスエンジンを積むプレマ・パワーからFIAヨーロッパF3に参戦、6勝10ポール・ポジションを獲得し年間4位となり、チームのタイトル獲得に貢献した。

F1に参戦するスクーデリア・フェラーリの若手育成プログラムであるFDAは、次世代のモータースポーツ界を背負って立つ若き才能を支援。アイロットのシングルシーターデビューは2015年、僅か3年のキャリアでFDAに抜擢された。英国人ドライバーが同アカデミーに起用されるのは史上初。

FDAには、来季のザウバー加入が濃厚とみられているシャルル・ルクレールやアントニオ・ジョビナッツィ、中国人ドライバーの周冠宇(ショウ・グアンニー)、2017年のイタリアF4王者マルクス・アームストロング、F1とCARTの両タイトルを制覇したエマーソン・フィッティパルディの孫、エンツォ・フィッティパルディが名を連ねる。

アイロットは、認知・メンタルトレーニングやバイオフィードバックトレーニング等の高度なドライバー教育プログラムを受けながら、セバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネンに次ぐ将来のフェラーリF1ドライバーを目指すことになる。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了