ダニール・クビアト
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F1ハンガリーGP予選で妨害走行のダニール・クビアトに3グリッド降格処分、レース出場停止まで後2ポイント

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F1ハンガリーGPのレーススチュワードは、予選Q1でウィリアムズのランス・ストロールの走行を妨害したとして、トロ・ロッソのダニール・クビアトに3グリッド降格ペナルティーを科すと共に、1ペナルティーポイントを加算する決定を下した。

F1レギュレーションでは、12ヶ月の間にスーパーライセンスに対するペナルティーポイントが12点に達すると、1レースの出場停止処分が下されることになっている。今回の罰則によって、クビアトの累積ポイントは10点となり、出場停止まで後2ポイントとなった。

FIAによれば、スチュワードは映像、チーム無線、テレメトリー等の各種データを検証し、さらにクビアトとストロールからの事情徴収を行った結果、クビアトが不要なスロー走行を行ったと結論づけ今回の措置に至ったという。

クビアトはイギリスGP決勝レースのオープニングラップで、チームメイトのカルロス・サインツとの同士討ちの原因になったとして、2ポイントのペナルティーポイントが加算されたばかり。10月23日までに2ポイントが加算されると、クビアトにはレース出場停止処分が科されることになる。

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