予選Q1敗退を経てハンガロリンクのパドックでメディア対応するセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、2024年7月20日(土) F1ハンガリーGP
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「次から次へとミス…」これ以上は許されないと認めるセルジオ・ペレス、直近6戦で4度目のQ1敗退

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成績不振によるシーズン途中での去就に注目が集まる中、セルジオ・ペレス(レッドブル)は7月20日(土)のF1ハンガリーGP予選でクラッシュを喫し、直近6戦で4度目のQ1敗退を喫した。

小雨に見舞われたハンガロリンクでペレスは9番手タイムを刻んだ後、特に濡れが酷かったターン8でコントロールを失い、リアから激しくバリアに衝突。赤旗を経て再開したセッションに参加できず16番手でQ1を終えた。

事故について説明するよう求められるとペレスは、深い溜め息をついた後、「あれは本当にタイミングが悪かった」と語った。

「あの場所は当時、雨が少し強く降っていたんだと思う。ターンインした時に濡れた縁石に少し触れてしまった。残念ながらコーナーの途中でコントロールを失い、その後は何もできなかった」

「もちろん、二度とあってはならないことだけど、同時に、チームとともに前に進み、自分の調子を取り戻そうという決意をさらに固めた。次から次へと起こるミスから学んで、良い面を見つけていくつもりだ」

初日を4番手で締め括ったペレスはまた、「今週末はこれまで本当に好調だったから、もちろん凄くガッカリしている。チーム全員を失望させるのはつらい」とも語った。

ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいサーキットの一つとして知られている。ペレスは、16番手からの巻き返しは楽な仕事でないと認めつつも「昨日のロングランで僕らのクルマは最速だったと思う。明日もそれを発揮して前進し、ダメージを最小限に抑えて良い成績を残したい」と付け加えた。

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはペレスに怪我がなかったことに安堵したとしつつも、クルマに酷いダメージを負ったと説明した。

「まず第一に彼が無事で良かった。かなり大きな事故だったからね。でも本当に残念だ」

「昨日の彼は本当に良い走りをしていた。もちろん難しいコンディションではあったが、それは全員にとっても同じことだ。彼はラップタイムを縮めていたが、おそらくバイザーに雨が落ちているのを見たのだろう。クルマはコントロールを失い、残念ながら、かなりのダメージを受けてしまった」


2024年F1ハンガリーGP予選ではランド・ノリスがポール、オスカー・ピアストリが2番手に続き、マクラーレンが12年ぶりのフロントロウ独占を果たした。

決勝は日本時間7月21日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4381mのハンガロリンクを70周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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