ダニエル・リカルド「燃料量を問わずかなり良い感じ!」トップ5を見据える好走を披露
7月19日(金)の2024 F1第13戦ハンガリーGP初日プラクティスを8番手で締め括ったダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)は、搭載燃料量を問わずシングルラップでもロングランでもクルマの感触はかなり良いとして笑顔を見せた。
リカルドのベストラップは5番手を刻んだジョージ・ラッセル(メルセデス)に対して僅か0.077秒という実に競争力のあるものだった。一方で後方9番手のアレックス・アルボン(ウィリアムズ)以下に対してはコンマ15秒と差をつけた。
「いつもより満足してるのは確かだね!」とリカルドは振り返る。
「FP1を終えた段階では、あまり笑顔になれなかったけど。クルマの状態やフィーリングにあまり満足できていなかったんだ。かなりの作業が必要だと感じてFP2に向けて取り組んだ結果、大いに満足できる1日になった。僕らはやれると思う」
「もちろん明日はまた別の一日になるけど、マシンバランス、フィーリング、そしてもちろんポジションという観点で今日の結果には本当に満足だ。戦える位置にいると思うし、明日もそれを続けていくよ」
ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいがゆえに、ソフトタイヤでの予選シングルラップが重要だが、ロングランについてはどうだったのだろうか?
「かなり良かったと思う」とリカルドは説明する。
「燃料が少ない状態でも多い状態でも、クルマには本当に満足しているし、良い感じだった。明日に向けて今夜は微調整するつもりだけど、今朝の状態と比べると、やるべき仕事はかなり減ったから、その点も満足だ」
スペインから始まった高速3連戦でのプラクティスでは、タイムシート後方がRBの定位置だった。
「まだプラクティスだし、どうなるかは分からないけど、今日は僕らが求めていたような金曜日になったように思う。大抵の場合、こういう形で金曜日を過ごせると良い週末になるんだ。明日も頑張るよ!」とリカルドは付け加えた。
2024年F1ハンガリーGPの初日FP2をトップで締め括ったのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)をコンマ2秒差で退けた。3番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。
FP3は日本時間7月20日(土)19時30分から、公式予選は同23時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。