アルファタウリ代表の一流の仕事術「トスティング」仕事中毒的な”名言”と功績を振り返るホーナー

アルバート・パーク・サーキットのパドックで話をするスクーデリア・トロ・ロッソのフランツ・トスト代表とレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表、2009年3月29日F1オーストラリアGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリのフランツ・トスト代表についてレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、その若手ドライバー教育手腕を「トスティング」と命名し、長年に渡る多大な貢献を称賛した。

両者は入れ替わりの激しいF1グリッドの中で唯一、15年以上のチーム代表在任歴を誇る。レッドブルの姉妹チームの指揮官としてトストは、レース成績だけでなく、のちのレッドブルドライバーとなり得る若手ドライバーの育成に人生を捧げてきた。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・トロロッソのテクニカル・ディレクターを務めるジェームズ・キー、カルロス・サインツ、マックス・フェルスタッペン、フランツ・トスト代表、2015年11月26日F1アブダビGP

レッドブルに対するトストの貢献についてホーナーは「本当に大きなものだった」と振り返った。

「周知の通り、彼は我々のために多くの若いドライバーを育て上げてきた。彼の『トスティング』に耐えられる者だけがレッドブル・レーシングで生き残っていった」

「彼は若手ドライバーの育成という点で本当に素晴らしい仕事をした。規律ある姿勢を叩き込み、ゴーカートやジムに通わせる事によってね」

トロ・ロッソ設立の2006年当初から18シーズンに渡って伊ファエンツァのチームを率いてきたトストはこれまで、計16名の若手ドライバーの才能を引き出し、そして磨き上げてきた。

トストの教え子には後にF1王者に輝いたマックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルを筆頭に、カルロス・サインツやピエール・ガスリー、ダニエル・リカルド、角田裕毅といった顔ぶれが並ぶ。

ホーナーはトストのワーカホリック的な名言に触れて、その仕事を「一流」と評する。

「彼の有名なモットーのひとつに『サーキットにいない日は、人生において無駄な日である』というものがある。それにはクリスマスや大晦日も含まれているんだ!」とホーナーは語る。

「彼の決断は理解できることではあるが、トロロッソで、そしてアルファタウリで若い才能を育ててきたという彼の貢献は計り知れない。彼の仕事が一流のものであった事に疑いはない」

67歳のオーストリア人マネージャーは2023年末を以てアルファタウリのチーム代表を退く。後任には現在スクーデリア・フェラーリでスポーティング・ディレクターを務めているかつての部下、ローラン・メキースが就任する。

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アルファタウリのフランツ・トスト代表とレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、2020年3月13日F1オーストラリアGP

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