笑顔のピエール・ガスリー
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レッドブル・ホンダ、リカルドの後任としてピエール・ガスリー昇格を正式発表!

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アストンマーチン・レッドブル・レーシング(Aston Martin Red Bull Racing)は2018年8月20日、2019年のレギュラードライバーとしてピエール・ガスリーを起用する事を正式発表した。今年トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たした22歳のフランス人ドライバーは、ルノーへの移籍を発表したダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・ホンダ初年度のドライバーを務める。

ガスリーは全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦していた昨年、成績不振に喘いでいたダニール・クビアトに代わりマレーシアGPでスクーデリア・トロロッソからF1デビューを果たした。トロロッソは今年、ルノーからホンダへとエンジンサプライヤーを変更。新たな旅路をスタートしたばかりの第4戦バーレーンGPで4位入賞の快挙を達成。印象的な速さをファンの脳裏に焼き付けた。

1996年2月7日にフランスのルーアンで生を受けたガスリーは、9歳の時にカート競技をスタートさせ、2010年のCIK-FIA ヨーロッパ・チャンピオンシップで総合2位を獲得。翌2011年にはフランスF4でシングルシーターデビューを果たし、2013年にフォーミュラ・ルノーで年間チャンピオンを獲得。2014年にレッドブル育成傘下に加わった。

2015年にレッドブル・レーシングのリザーブドライバーに就任し、これと並行してGP2シリーズへの参戦を開始。シリーズ2年目の2016年、プレマ・レーシングからGP2を戦いチャンピオンを獲得。その活躍が認められ、F1に向けての下準備として2017年にTEAM無限からスーパーフォーミュラに参戦した。

「トップチームでドライブするという夢がついに叶った。アストンマーチン・レッドブル・レーシングに加われる事に興奮してるよ!」とガスリー。「2013年にレッドブルのジュニアドライバープログラムに参加して以来、このチームでレースする事が僕の目標だったんだ」

「F1グランプリで優勝しワールドチャンピオンになるっていう夢に向かってまた一歩前進することができた。本当に信じられないようなチャンスに恵まれたと思ってる。このチームは常にタイトル獲得や優勝を目標に戦い続けてきた。いつかはそんなチームに加入したいって思ってたんだ。今の僕には競争力があるって信じてるし、常に最高のリザルトを目指してレースをしてきたつもりだ」

「こんなチャンスが得られるなんて本当に興奮してる。ディートリッヒ・マテシッツ総帥やクリスチャン・ホーナー、そしてDr.ヘルムート・マルコの信頼に応えられるように精一杯頑張るつもりさ。その第一段階として、まずは今シーズンのレースに集中して、最高のパフォーマンスを発揮し、スクーデリア・トロ・ロッソのために最高の結果を出せるように全力を尽くし続けるつもりだよ」

「F1で走るチャンスをくれたフランツ・トスト代表とチームの皆、そしてファエンツァのファクトリーにいるメンバー達にお礼を言いたい。彼らは驚くほどのサポートをしてくれているし、残りのシーズンでもそれは変わらないはずさ。今の僕の目標は、今シーズンをお祝いできるような素晴らしい結果を彼らにプレゼントするため、持てる全てを出し尽くす事だけさ」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「ガスリーはモータースポーツ界を代表する若手ドライバー」と述べ、その才能はフォーミュラ1のみに留まるものではないと高く評価した。

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