フォーミュラE世界選手権選手権日本ePrix開催を告知するグラフィック、2023年6月21日
Courtesy Of Formula E

フォーミュラE、東京E-Prixのレイアウト公開…18コーナー全長2.582kmの市街地コース

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FIAフォーミュラE世界選手権東京E-Prixのコースレイアウトが初公開された。東京国際展示場を囲む全18ターン、2.582kmの市街地コースは東京の街並みを背景に、3本のストレート、タイトで巧みなコーナーと高速エリアのコンビネーションで構成される。

全電動フォーミュラ、フォーミュラEの東京大会は2024年3月30日にシリーズ第7戦として、また日本初の本格公道レースとして初開催される。舞台となるのは東京都江東区の湾岸エリアに仮設されるストリートサーキットだ。

2024年に初開催を迎えるフォーミュラE世界選手権東京e-Prixのコースレイアウトcopyright Formula E

2024年に初開催を迎えるフォーミュラE世界選手権東京e-Prixのコースレイアウト

ニッサンを含む11チーム、計22名のトップドライバーが、史上最速、最軽量、最強、高効率の電気レーシングカー「GEN3」のステアリングを握り、東京湾ウォーターフロントにあるコンベンションセンター「東京ビッグサイト」周辺の市街地でレースを戦う。

東京E-Prixのコースレイアウトについて、フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのアルベルト・ロンゴは「その高いドライビングスキルを披露するという点で22名のドライバーたちにとっては独特の挑戦になるだろうし、東京のファンに決して忘れられない体験を提供するだろう」と語った。

フォーミュラEは排気ガスやエンジン音を出さない電気自動車のロードレースとして、世界の主要都市で開催されている。また東京都は、2050年までにCO2排出量を正味ゼロにすることを目指す気候変動対策計画を掲げている。