岩佐歩夢「自信はあった」異次元の速さでF2初ポールを獲得!
2022年FIA-F2選手権第10戦ブダペストの公式予選が7月29日(土)にハンガロリンクで行われ、ホンダとレッドブルの支援を受ける岩佐歩夢(DMAS)がキャリア初となるポールポジションを獲得した。
前戦ル・カステレでキャリア初優勝を果たして波に乗る岩佐歩夢は、終盤に1分27秒930をマーク。マーカス・アームストロング(ハイテックGP)に0.381秒という驚異的な差をつけた。
2番手から10番手のギャップが0.380秒であった事を踏まえれば岩佐歩夢のこのラップは異次元と言える。3番手にはフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)が続く結果となった。
予選を終えた岩佐歩夢は「後続との差には驚きましたが、正直なところ、ポールからはかなり遅れていましたし、ラップをまとめることができていなかったため、最後のプッシュラップまではかなり緊張していました」と語った。
「最初のランの段階ではクルマがかなりナーバスだったのですが、幾つか変更を加えた事で2本目は上手くやる事ができました。かなり良いラップだったと思います」
「ここは僕が最も好きなサーキットの1つなんです。こういうテクニカルなコースは好きなので、ドライビングにはかなり自信がありました」
「フリー走行ではクルマのポテンシャルの高さが感じられましたので、ポールポジションを取る自信はあったのですが、1本目の計測の時点ではかなり難しいなと感じていました」
「ですがセットアップの調整が本当に上手くいって、セッションを通してドライビングも改善していく事ができました」
謙遜しているのでは?かなり自信があるのでは?と問われると「良くなってきていますが、完璧ではなかったので改善する必要があります」と答えた。
佐藤万璃音(ヴィルトゥオージ・レーシング)は15番手で予選を終えた。