アルガルベ・サーキットのターン14の排水溝を修理するFIA、2020年F1ポルトガルGP予選
copyright F1

F1ポルトガルGP、予選開始時刻を30分延期…ターン14の排水溝修理終わらず

  • Published:

レースコントロールは予選開始を10分後に控え、F1ポルトガルGPの公式予選セッションの開始時刻を30分延期すると発表した。グリッド争いの第1ラウンドとなる予選Q1は、24日(土)現地14時30分、日本時間22時30分にグリーンフラッグを迎える。

予選に先立つこと3時間前に行われた最終プラクティス最終盤に、ターン14脇の排水溝カバーが破損するアクシデントが発生した。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が当該箇所の真上を通過後に破損が確認され、現在トラック上では修復作業が行われている。

作業の様子からはカバーを再度設置する方法ではなく、溝そのものを埋めて対処する方法が取られているようだ。延期の告知はギリギリになって行われた。ドライバー達は既にガレージに姿を見せている。

詳細な原因は不明だが、こうした光景はF1では珍しくない。過去には中国やマレーシア、モナコで類似したインシデントが発生している。F1マシンが発生させる強烈な負圧が、マンホールの蓋やドレインカバーなどの路面設置物を引き剥がしてしまうためだ。

F1ポルトガルGP特集