イギリス国旗(ユニオンジャック)とFIA及びF1旗、2015年F1イギリスGPにて
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F1イギリスGPに懸念材料…英国政府、入国者向けに新たな措置実施へ

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英国政府が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する新たな対策を打ち出したことで、F1イギリスGPのスケジュール通りの開催が危ぶまれている。複数のイギリスメディアが10日に報じたところによると、F1首脳陣は本件について政府側と協議中だという。

ボリス・ジョンソン英首相は5月10日(日)、アイルランドを除く外国から空路での入国者全員に対して、到着後14日間の自己隔離を義務付ける措置を実施すると発表した。開始時期や終了時期などの詳細について、英首相は追って明らかにするとしている。

F1は現在、7月の第一週と第二週にオーストリアのレッドブル・リンクで2連戦を行った後、英国シルバーストン・サーキットへと移動して再びダブルヘッダーを開催する事を目指しており、英政府の新たな措置によってプランの練り直しを迫られる可能性がある。

シーズン再開に向けてF1は、専門家を交えて安全を確保するための対策を練ってきた。参加者全員を対象として現地入りの前にウイルス検査を実施し、期間中も2日に1度検査が行われる見通しで、人と人との接近距離と接触回数をできるだけ抑えるための厳格なプロトコルが検討されている。

確定事項ではないが、レッドブル・リンクでの第2戦の候補日には7月12日が取り沙汰されている。最低2週間の自己隔離が義務付けられれば、7月19日のシルバーストンでのレースは断念せざるを得ない可能性が高い。ひいては、7月末から8月頭に計画されているハンガロリンクでのハンガリーGPの日程への影響も避けられず、プラン全体の見直しを強いられる事になるかもしれない。

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