F1エミリア・ロマーニャ決勝後ポイントランキング:フェルスタッペン、満額で急浮上!連覇に望み
FIA-F1世界選手権第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが2022年4月24日に行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が満額ポイントを獲得して一気にドライバーズランキング2位に浮上。潰えたかに思われた連覇の可能性が再び見えてきた。
ウェットからドライへと変化する中で行われたイモラ・サーキットでの63周のレースを終え、ドライバー及びコンストラクター両チャンピオンシップの順位をまとめる。
F1ドライバーズランキング
フェルスタッペンは過去3戦中2度のリタイヤによってランキング6位と大きく沈んでいたものの、土曜のスプリントで優勝して8ポイントを加えると、決勝でもファステストラップのおまけ付きでトップチェッカーを受け26点を加算。一気に2位に浮上した。
2位でチェッカーを受けた僚友セルジオ・ペレスもジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜いて3位に。3位表彰台に上がったランド・ノリス(マクラーレン)も無得点に終わったルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜き去りランキング6位に上げた。
対照的に、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は終盤の単独スピンが響いて8ポイントに留まり、選手権でのリードは27点にまで縮まった。1周目にリタイヤを喫した僚友カルロス・サインツは2位から5位にまで転げ落ちた。
5ポジションアップの7位入賞を飾った角田裕毅(アルファタウリ)は1つ順位を上げて12位に浮上。チームメイトのピエール・ガスリーを上回った。
Pos | Driver | Nationality | Team | PTS |
---|---|---|---|---|
1 | ルクレール | モナコ | フェラーリ | 86 |
2 | フェルスタッペン | オランダ | レッドブル・RBPT | 59 |
3 | ペレス | メキシコ | レッドブル・RBPT | 54 |
4 | ラッセル | イギリス | メルセデス | 49 |
5 | サインツ | スペイン | フェラーリ | 38 |
6 | ノリス | イギリス | マクラーレン・メルセデス | 35 |
7 | ハミルトン | イギリス | メルセデス | 28 |
8 | ボッタス | フィンランド | アルファロメオ・フェラーリ | 24 |
9 | オコン | フランス | アルピーヌ・ルノー | 20 |
10 | マグヌッセン | デンマーク | ハース・フェラーリ | 15 |
11 | リカルド | オーストラリア | マクラーレン・メルセデス | 11 |
12 | 角田裕毅 | 日本 | アルファタウリ・RBPT | 10 |
13 | ガスリー | フランス | アルファタウリ・RBPT | 6 |
14 | ベッテル | ドイツ | アストンマーチン・メルセデス | 4 |
15 | アロンソ | スペイン | アルピーヌ・ルノー | 2 |
16 | 周冠宇 | 中国 | アルファロメオ・フェラーリ | 1 |
17 | アルボン | タイ | ウィリアムズ・メルセデス | 1 |
18 | ストロール | カナダ | アストンマーチン・メルセデス | 1 |
19 | シューマッハ | ドイツ | ハース・フェラーリ | 0 |
20 | ヒュルケンベルグ | ドイツ | アストンマーチン・メルセデス | 0 |
21 | ラティフィ | カナダ | ウィリアムズ・メルセデス | 0 |
F1コンストラクターズランキング
レッドブルが6年ぶりの1-2フィニッシュを飾った事で、コンストラクターズ選手権首位フェラーリのリードは47ポイントから僅か11ポイントにまで減少した。
無得点に終わったアルピーヌに対し、バルテリ・ボッタスが5位フィニッシュしたアルファロメオが6位に浮上した。
また、今季初ポイントをダブル入賞で飾ったアストンマーチンが最下位から脱出。ウィリアムズを抜いて9位に浮上した。
Pos | Team | PTS |
---|---|---|
1 | フェラーリ | 124 |
2 | レッドブル・RBPT | 113 |
3 | メルセデス | 77 |
4 | マクラーレン・メルセデス | 46 |
5 | アルファロメオ・フェラーリ | 25 |
6 | アルピーヌ・ルノー | 22 |
7 | アルファタウリ・RBPT | 16 |
8 | ハース・フェラーリ | 15 |
9 | アストンマーチン・メルセデス | 5 |
10 | ウィリアムズ・メルセデス | 1 |