デ・フリースが小林可夢偉の僚友に?F1離脱を経て2024年WECトヨタ復帰との報道
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2023年シーズンの途中でスクーデリア・アルファタウリから放出された元F1ドライバーのニック・デ・フリースが、2024年に向けてFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するTOYOTA GAZOO Racingに復帰する可能性があると報じられている。
デ・フリースは2020年にトヨタのテスト兼リザーブドライバーに就任。今季は7号車 GR010 HYBRIDでの参戦が予定されていたが、ピエール・ガスリーの後任としてF1シートを獲得するために契約解除権を行使したとされる。
英「AUTOSPORT」によると28歳のオランダ人ドライバーは来季のトヨタで、ホセ・マリア・ロペスに代わって小林可夢偉とマイク・コンウェイと共に7号車をドライブする見通しだという。
これが事実となればトヨタはアルファタウリ(旧トロ・ロッソ)の元F1ドライバーを2名抱える事になる。トヨタは2019年、同年限りで離脱するフェルナンド・アロンソの後任として、トロ・ロッソのF1シートを失ったブレンドン・ハートレーを起用した。
デ・フリースの後任としてハンガリーGPで復帰を果たしたダニエル・リカルドはオランダGPのプラクティスでのクラッシュにより手を骨折。以降はリアム・ローソンが代役を務めており、今週末の日本GPでも角田裕毅のチームメイトとしてAT04をドライブする。