DAZN for docomo、本家に続いて値上げ決定…無料体験も終了
本家に続いて「DAZN for docomo」の値上げが決まった。従来は月額1,925円(税込)で提供されていたが、2022年4月18日(月) 0:00以降は月額3,000円(税込)へと価格が改定される。
また、合わせて4月18日(月)以降は「初回31日間無料特典」も廃止される。
これは5年間に渡る投資フェーズを経て、2月22日(火)より価格改定が行われた本家「DAZN」と同じ料金で、1ヶ月間の無料体験期間の終了もこれに倣った形だ。
我々が掴んでいた情報から値上げが行われるのは確実とみていたが、まさかこれほど早いタイミングとは正直、予想外だった。
これまでDAZNでF1を視聴してきたファンにとっては悲報だが、良いニュースもある。
なんと、4月17日(日)23:59までに契約した既存ユーザーは、以降も契約時の料金、つまり1,925円(税込)で視聴し続ける事ができるのだ。
この特典を利用できるのは2月22日(火)~4月17日(日)までの間のみ。この間は2022年シーズンのF1開幕戦、バーレーンGP(3月20日)だけでなく、2022年カタール・ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア代表VS日本代表(3月24日、DAZN独占放送)、2022明治安田生命Jリーグの開幕(2月18日)、プロ野球開幕(3月25日)の開幕など、注目度の高いコンテンツが多数配信される。
KDDIの格安プラン「povo2.0」で提供されている「DAZN使い放題パック(7日間)」も2月22日の値上げはなく、レースのある週末だけ契約すれば年間17,480円(税込)に収められる計算だが、「DAZN for docomo」同様に今後、料金改定が行われる可能性は否めない。
「DAZN for docomo」を一度でも使った事のあるユーザーの場合、今季23戦を視聴するに必要な費用は17,325円(税込)と、povoの使い放題パックとの価格差はないに等しい。
今後の価格改定の可能性を踏まえるならば、4月17日までの”DAZN for docomo 特典”を検討する価値は十分にあるだろう。サッカーや野球も見るというファンであれば尚更だ。
なお「DAZN for docomo」はサービス名称とは裏腹に、ドコモユーザー以外も合法的に契約する事ができる。