
F1ベルギーGP:アストンマーティン・ホンダはFP1でアロンソ代役、ウィリアムズはリザーブ交代
2026年F1第11戦ベルギーGPでは、2人の若手ドライバーが通常とは異なる役割を担う。アストンマーティン・ホンダのサードドライバーを務めるジャック・クロフォードはフリー走行1回目(FP1)でAMR26をドライブし、ビクター・マルタンスはウィリアムズのリザーブドライバーを務める。
クロフォード、3度目のFP1出走へ
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
イヤホンを装着してFP1走行に向けた準備を進めるジャック・クロフォード(アストンマーティン・ホンダ サードドライバー)、2026年6月26日(金) F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)
クロフォードにとってFP1への出走は今回で3度目となる。第3戦日本GPではフェルナンド・アロンソに代わって鈴鹿を走り、第8戦オーストリアGPではランス・ストロールの代役を務めた。今週末のスパ・フランコルシャンでは、アロンソに代わって再びAMR26のステアリングを握る。
各チームはF1競技規則に従い、マシン1台につき、シーズンを通じてFP1でグランプリ参戦経験が2戦以下のルーキードライバーを2回起用しなければならない。今回のクロフォードの起用により、アロンソ側の義務は完了する。
クロフォードはオーストリアGPのFP1で、2度のF1王者アロンソを0.131秒上回るタイムを記録した。先週末のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは昨季型のAMR25でヒルクライムに出走し、6月にはバルセロナでピレリのタイヤテストにも参加している。
アロンソの現行契約は今季末で満了する。クロフォードにとって、AMR26での走行機会はチームに自身を印象づける場にもなる。
SF参戦ブラウニングの代役でマルタンスがリザーブに
Courtesy Of Williams
腕を組んでポーズを取るウィリアムズF1チームのテスト兼開発ドライバーを務めるビクター・マルタンス
ウィリアムズ側の起用には、日本での事情が絡む。育成ドライバーのマルタンスがリザーブを務めるのは、通常その任に就いているルーク・ブラウニングが不在となるためだ。
ベルギーGPは、富士スピードウェイで開催されるスーパーフォーミュラ選手権の第3・6・7戦と日程が重複する。ブラウニングがこちらに参戦するため、マルタンスが代わって一時的にリザーブを務める。
マルタンスは2025年にウィリアムズの育成プログラムに加わり、今季はテスト兼開発ドライバーを務めている。なおカナダGPでも、鈴鹿サーキットでの第4・5戦に参戦するブラウニングの代役としてリザーブを務めた。