《動画》2017年F1カナダGP決勝レースハイライト / パトリック・スチュワートのシューイも必見

通算56勝目を挙げたルイス・ハミルトンcopyright FORMULA 1

日本時間6月12日(月)午前3時にスタートした第7戦F1カナダGP決勝の模様を、5分48秒にまとめたハイライト動画を紹介する。オープニングラップでの多重クラッシュ、マシントラブルに泣いたマックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネン、そしてフェルナンド・アロンソ、大健闘を見せたフォース・インディア勢、大逆襲のセバスチャン・ベッテルと見どころ満載。

レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンがカナダ6度目、キャリア通算56勝目となる勝利を上げ、2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが続いた。メルセデスAMGにとって17年シーズン初の1-2フィニッシュとなった。

F1カナダGPハイライト動画の内容

スタート直後の1コーナー、アウト側からベッテルを抜いたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、この時の追い抜きが原因で、ベッテルのフロントウイングは破壊されてしまった。4番グリッドのキミ・ライコネンはホイールスピンを喫し順位を落とした。

同じく1周目の2コーナーから3コーナーの間で、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)のマシンがスピンしロマン・グロージャン(ハース)のマシンを直撃、勢いの止まらないサインツのマシンはこの後フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を道連れにする。

フロントウイングの右側が完全に壊れてしまったベッテル、止む無く5周目にピットインし隊列の最後尾に沈んでしまう。

11周目、2番手を走行していたフェルスタッペンのマシンにトラブルが発生、ES=エネルギー貯蔵用バッテリーの故障と見られている。

残り10周、先頭集団を猛追するライコネンのブレーキにトラブルが発生、最終シケインを止まりきれずコースオフ。この後ライコネンは、ブレーキがほとんど効かない状態での悪夢のようなドライブを強いられた。

エステバン・オコンに道を譲るよう指示されたペレスはこれを無視、追い上げるベッテルに捕まってしまい、2台ともオーバーテイクされてしまった。

残りたったの2周というところ、ポイント圏内の10番手を走行していたアロンソのマシンにオイルリークが発生。マクラーレン・ホンダ今季初ポイントは、次戦アゼルバイジャンGP以降にお預けとなってしまった。

キャリア初・ポール初優勝の思い出の地で56回目の優勝を果たしたルイス・ハミルトン。ユニオン・ジャックの高々と掲げてのウイニングランを披露。

ポディウムインタビューを担当したのは、ドラマ「新スタートレック」のピカード艦長でお馴染みのイギリス人俳優パトリック・スチュワート。不幸にも(?)この日はダニエル・リカルドが3位表彰台を獲得してしまったため、シューイの餌食になってしまった。動画はこちらから視聴できる。

F1カナダGP特集

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