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レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが、第7戦カナダGPに向けての抱負を語った。昨年のカナダでのレッドブルは、マックス・フェルスタッペンが4位、ダニエル・リカルドが7位という結果に終わっている。決勝は日本時間6月12日(月)深夜3:00に始まるため、我々日本人にとっては寝不足が辛い週末になる。
リカルドもフェルスタッペンも、ともに最終シケイン(13・14コーナー)がお気に入りだと語る。ここはF1サーキットの中でも最も難しい場所として知られており、下手に縁石に乗ってしまうとアウト側のコンクリートウォールの餌食になってしまう。その難しさから「チャンピオンズ・ウォール」と呼ばれている。
レッドブル:F1カナダGPに向けて
ダニエル・リカルドアメリカに寄ってからカナダに行くよ
カナダGPは僕が大好きグランプリだし、コースも僕好みなんだ。モナコと同じでウォールに近づいて走れるストリートサーキットだね。優勝したこともあるし、コース外もすごく楽しい所だから、好きにならない理由が見当たらないね。
正確なドライブという点では難しいコースだよ。数は多くないけどコーナーがどれも複雑なんだ。最終シケインも楽しいよ。去年の予選にはかなり満足してるし、今年もまた表彰台に上がれたら良いね。去年は凍るような寒さだったんだけど、あれには参ったよ。マシンに乗って数周もすれば体も温まるんだけど、今年はもう少し暖かくなってほしいよね
レース前にちょっとアメリカに寄るつもりなんだ。何人かの何人と一緒にカリフォルニアに行ってみようと思ってるんだよ。カナダのF1ファンの前でいい結果を出せることを願うよ!
マックス・フェルスタッペントリッキーな最終シケインが好き
カナダGPはいつもすごい数のファンが来てくれるよね。マシンに乗ってると、1コーナーと2コーナーで特にその雰囲気を感じるんだ。レースに夢中になってるファンを見るのはいつだって良いものさ。今年もそれを体験するのを楽しみしてるよ。
サーキットで一番好きなのは最終シケインなんだ。かなり高いスピードからのブレーキングが必要になるし、そこではブレーキがかなり冷えた状態になっちゃうからすごく難しいんだよ。去年はあそこでニコ・ロズベルグといいバトルができたし、トップで駆け抜ける時はいつも最高の気分だよ。シケインの出口にはウォールがあるから、ぶつからないように注意しないといけないけどね。接触しちゃうと簡単にホイールリムを傷めちゃうから。
カナダではいつもダウンフォースを少し落として走るから、ブレーキの制動力がちょっと弱くなるけど、今年はグリップが増えてるから去年よりも皆もっと気持ちよく走れるんじゃないかな。
僕らはモントリオールの下町に滞在するんだけどすごく良いとこなんだ。アメリカ大陸は雰囲気が良くてみんなすごくフレンドリーだから、大好きなところだし毎年楽しんでるんだ!
2017年第7戦F1カナダGPは、日本時間6月9日(金)23:00からのフリー走行で幕を開ける。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページを参照されたい。