また壊れた!とフェルスタッペン、8日間に2度もF1トロフィーが…今度はレッドブルのコンスト杯
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レッドブル・レーシングは僅か8日の間に2個もF1トロフィーが壊れる事態に見舞われた。F1第13戦ベルギーGPの表彰台でタイヤ技術者のグレッグ・リーソンが受け取ったトロフィーは、その後に行われた1-2フィニッシュの祝賀の最中に破損した。
スパ・フランコルシャンで行われた44周のレースでは、ギアボックス超過使用に伴い5グリッドダウンの6番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンが逆転優勝を飾り、2位にチームメイトのセルジオ・ペレスが続いた。
F1史上最多連勝記録を13に更新したレッドブルは、ピットレーンのガレージ前で恒例の祝賀イベントを開催。チーム代表のクリスチャン・ホーナーやモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコを含むチームメンバーが参加した。
掛け声と共にシャンパンシャワーが始まると、チームの面々はいつものようにお急ぎで”回避行動”を取った。この際、ピットボードが倒れてその下にあったコンストラクターズ・トロフィーに直撃。地面に倒れた事で大きく損傷し、フェルスタッペンは「また壊れたー!」と大声で叫んだ。
レッドブルは、この顛末を収めた動画をInstagramに公開し「サマーBREAKの準備完了。自分たちの手で直せるから心配ご無用。既にミルトン・キーンズに輸送中だ」とのメッセージを添えた。
ベルギーGPを終えたF1サーカスは、約4週間の”サマーブレイク”に入る。ザントフォールト・サーキットを舞台とする次戦オランダGPは8月25日に開幕を迎える。
ちょうど1週間前のハンガロリンクでは、ランド・ノリス(マクラーレン)が表彰台セレモニーの最中にフェルスタッペンのF1ハンガリーGP優勝トロフィーを壊したばかりだった。
200年近い歴史を誇るハンガリーの老舗磁器メーカー「ヘレンド」の職人30名が半年がかりで作り上げたこの特注品は、1個あたり4万ユーロ(約631万円)の費用がかかったとされる。