記者会見で報道陣の質問に応じるモータースポーツ部門を率いるマリオ・イゾラ、2023年10月7日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

ブリヂストン、F1タイヤ入札失敗との報道…ピレリ ”最後”の供給へ

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英「BBC Sport」によると、現行サプライヤーのピレリが1年のオプション付きとなる2025~27年のF1タイヤ入札を勝ち取り、F1第18戦カタールGP後に正式発表される見通しとなった。対抗馬のブリヂストンはこの争いに破れたようだ。

両者は国際自動車連盟(FIA)の技術的審査をクリアし、F1の商業権利を持つリバティ・メディアとのスポンサー契約などを含む最終商談に臨んでいた。ブリヂストンをタイヤパートナーとしていたかつてのフェラーリの首脳、F1のステファノ・ドメニカリ現CEOが選んだのはピレリだったという。

フェラーリ代表時代のステファノ・ドメニカリCourtesy Of Ferrari S.p.A.

フェラーリ代表時代のステファノ・ドメニカリ

次期サプライヤーに求められる基準はブリヂストンにとってハードルが高いものだった。F1だけでなく直下のFIA-F2選手権とFIA-F3選手権にも供給する義務があり、更には2026年に技術規定が刷新されるため、当該期間内に2種類のタイヤを製造しなければならず、そのためのテスト体制をどのようにして整えるかという課題にも直面した。

1998年から2010年までF1に参戦し、モータースポーツ界で高く評価されているブリヂストンを選ぶよう一部から圧力があったともされ、またピレリが2027年末を以てF1への関与を終了する可能性があると伝えていたにも関わらず、F1は現行体制を継続する事を決定したという。

なお財務面でのオファーに関しては、2社とも似たようなものであったとも、ブリヂストンがピレリを上回る巨額のオファーを出したとも伝えられている。

伝えられるところによると今回の契約について関係筋は、ピレリにとってF1との最後の契約になると認めたとの事で、ドメニカリはブリヂストンとの間で2028年以降の契約の可能性について話し合っているとされるが、現時点では特に進展はないという。

壁面に取り付けられたブリヂストンのロゴCourtesy Of Bridgestone

壁面に取り付けられたブリヂストンのロゴ

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