ピエール・ガスリー、FP1を欠場「楽じゃなかった」それでも角田裕毅の0.1秒落ち…後輩ローソンにはアドバイス
アルファタウリのピエール・ガスリーは8月26日(金)に行われたF1ベルギーGPのFP1で自らのマシンを後輩、リアム・ローソンに譲った結果、「決して楽ではない」1日を過ごす事になったものの、FP2ではその遅れを感じさせない走りを見せた。
午後のセッションで10号車AT03に戻ったガスリーは60分に渡る走行不足の穴を埋めるべく精力的に走り込み、角田裕毅から0.124秒遅れの14番手タイムを刻んだ。
なお週末に先立っては、3年前にスパ・フランコルシャンで亡くなった親友、アントワーヌ・ユベールの事故現場へと赴き、花を添えた。
FP1を欠場「決して楽じゃなかった」
ピエール・ガスリーFP2: 14位 1分47秒782FP1: 欠場
夏休みを経てこうしてマシンに戻って来られて本当に良い気分だ。
リアムが最初のセッションを担当する事になったから、できる限り助けようと思って彼がコースに出る前に幾つかアドバイスしたんだ。
若手にとってF1マシンでセッションに参加するのは素晴らしい経験だし、彼も楽しんでいたんじゃないかと思う。
FP1を欠場した事で僕の方は楽じゃなかったけど、それでも幾つか役に立ちそうなデータを収集できたと思う。
まだやるべき事が山積みだし、明日に向けてバランスに変更を加えたいから、今夜は洗いざらいデータを見直して最適な解決策を検討するつもりだ。とは言え、今日の出来には概ね満足してる。
今回は後方スタートになるドライバーが多いから、僕らとしてはこのチャンスを最大限に活かして、できるだけ上位を目指さなきゃね。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)にコンマ8秒もの大差をつけた。3番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。
2022年F1ベルギー・グランプリ3回目のフリー走行は日本時間8月27日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。