アルファタウリ・ホンダ︰縁石で車体を損傷した10番手ガスリー、Q3進出を狙うクビアト
アルファタウリ・ホンダは、8月28日(金)に行われた2020 F1第7戦ベルギーGP初日2回目のプラクティスでピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが12番手につけた。
ガスリーは午前のFP1で縁石によるダメージを受けて走行時間をロス。計画していたプログラムを消化しきれず、ラップタイム的にもロスがあり、クビアトから1000分の56秒遅れの12番手に終わったが、午後は面目躍如の10番手タイムをマークした。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
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9 | サインツ | マクラーレン | 1:44.474 | +0.730 | 23 |
10 | ガスリー | アルファタウリ | 1:44.600 | +0.856 | 27 |
11 | ストロール | レーシングポイント | 1:44.678 | +0.934 | 23 |
12 | クビアト | アルファタウリ | 1:44.826 | +1.082 | 26 |
トップ10に食い込んだものの、ガスリーは「マシンバランスに満足できていないし、スイートスポットを見つけられていない」と不満を口にした。その理由についてチーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、FP2に向けてマシンに施した変更が上手く機能せず「アンダーステア気味になってしまったため、FP2では望んでいたような競争力を示せなかった」と説明している。
アルファタウリ・ホンダ:F1ベルギーGP初日
ピエール・ガスリーFP2: 10位, FP1: 12位
トップ10で金曜日を締め括れたのは良いけど、まだマシンバランスに完全に満足できていないし、スイートスポットを見つけられていない感じがする。更に多くのパフォーマンスを引き出すために、今夜はやるべき作業が残っている。トップ10争いのために、すべてのデータを分析して、セットアップを調整していきたい。
ダニール・クビアトFP2: 12位, FP1: 11位
まずまずの一日だったと思う。いつも通りの段取りでプログラムを進めて、できるだけ多くの周回をこなした。マシンを上手くまとめてこれているから、今夜はバランスを整えるための作業に取り組むつもりだ。予選でQ3を争えるだけの位置につけることを祈っている。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手ダニエル・リカルド(ルノー)を0.048秒差で退けた。3番手には0.096秒遅れでルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
F1ベルギーグランプリ3回目のフリー走行は日本時間8月29日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。