
2026 F1バーレーンテスト《5日目》午前速報:フェラーリ、革新的「反転ウイング」披露もハミルトンわずか5周
2026年の新時代開幕に向けたカウントダウンが加速するなか、バーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテストが5日目のセッションを迎えた。4時間にわたる午前のセッションでは、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分33秒453を記録してタイムシートのトップに立った。
レッドブルは前日、エンジンの冷却系トラブルにより約2時間半ものガレージ待機を強いられたが、この日は本来の姿を取り戻した。ステアリングを握ったマックス・フェルスタッペンは精力的に55周を走り込み、ノリスに0.131秒差まで迫る2番手タイムを記録した。
このセッションで最もパドックを驚かせたのは、フェラーリがテストした革新的なアクティブ・エアロ・システムだった。リアウイングのフラップが180度近く回転し、実質的に「逆さま」になるという驚きのメカニズムを披露。ドラッグ低減に対する跳ね馬独自のアプローチに注目が集まっている。
You spin me right round! 😵💫
Here's Ferrari's innovative solution to moving the upper flap of the rear wing as part of this season's active aero introduction 👀 #F1 #F1Testing pic.twitter.com/yY0ZcI1Kph
— Formula 1 (@F1) February 19, 2026
その一方で、ルイス・ハミルトンのガレージには暗雲が立ち込めた。車体側の技術的トラブルとみられる問題により、ハミルトンはセッション開始から1時間以降のほとんどをガレージで過ごすこととなり、周回数はわずか5周にとどまった。セッション終了間際の「新スタート手順」テストでようやくコースに復帰したが、午後のセッションでの大幅な巻き返しが求められる状況だ。
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は派手なタイム更新こそなかったものの、最多となる77周を走破。6周連続でピットストップ練習を行うなど、開幕戦に向けた準備面での仕上がりで他チームを一歩リードしている印象を与えた。暑いコンディション下で見せた強力なロングランペースは、本命の一角であることを強く示唆するものだった。
一方で、注目のアストンマーティン・ホンダは、依然として出口の見えないトンネルの中にいる。フェルナンド・アロンソは40周を走行したものの、ベストタイムはトップから4.019秒も遅れる9番手。マシンのポテンシャル不足、あるいは解決すべき課題の多さは隠しようがなく、開幕に向けて厳しい戦いが続いている。
アウディとレーシングブルズもかなりの時間をガレージで過ごした。ガブリエル・ボルトレートは29周、リアム・ローソンは27周にとどまった。
2026 F1バーレーンテスト5日目 午前速報結果
| Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ノリス | マクラーレン | 1:33.453 | 0.000 | 72 |
| 2 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:33.584 | 0.131 | 56 |
| 3 | ラッセル | メルセデス | 1:34.111 | 0.658 | 77 |
| 4 | アルボン | ウィリアムズ | 1:35.130 | 1.677 | 71 |
| 5 | ボルトレート | アウディ | 1:35.263 | 1.810 | 29 |
| 6 | ベアマン | ハース | 1:35.279 | 1.826 | 69 |
| 7 | コラピント | アルピーヌ | 1:35.506 | 2.053 | 54 |
| 8 | ローソン | レーシングブルズ | 1:36.959 | 3.506 | 27 |
| 9 | アロンソ | アストンマーティン | 1:37.472 | 4.019 | 40 |
| 10 | ハミルトン | フェラーリ | 1:39.670 | 6.217 | 5 |
| 11 | ボッタス | キャデラック | 1:40.193 | 6.740 | 58 |