2026 F1バーレーンテスト《5日目》午前速報:フェラーリ、革新的「反転ウイング」披露もハミルトンわずか5周

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2026年の新時代開幕に向けたカウントダウンが加速するなか、バーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテストが5日目のセッションを迎えた。4時間にわたる午前のセッションでは、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分33秒453を記録してタイムシートのトップに立った。

レッドブルは前日、エンジンの冷却系トラブルにより約2時間半ものガレージ待機を強いられたが、この日は本来の姿を取り戻した。ステアリングを握ったマックス・フェルスタッペンは精力的に55周を走り込み、ノリスに0.131秒差まで迫る2番手タイムを記録した。

このセッションで最もパドックを驚かせたのは、フェラーリがテストした革新的なアクティブ・エアロ・システムだった。リアウイングのフラップが180度近く回転し、実質的に「逆さま」になるという驚きのメカニズムを披露。ドラッグ低減に対する跳ね馬独自のアプローチに注目が集まっている。

その一方で、ルイス・ハミルトンのガレージには暗雲が立ち込めた。車体側の技術的トラブルとみられる問題により、ハミルトンはセッション開始から1時間以降のほとんどをガレージで過ごすこととなり、周回数はわずか5周にとどまった。セッション終了間際の「新スタート手順」テストでようやくコースに復帰したが、午後のセッションでの大幅な巻き返しが求められる状況だ。

続報:テスト5日目総合結果

ジョージ・ラッセル(メルセデス)は派手なタイム更新こそなかったものの、最多となる77周を走破。6周連続でピットストップ練習を行うなど、開幕戦に向けた準備面での仕上がりで他チームを一歩リードしている印象を与えた。暑いコンディション下で見せた強力なロングランペースは、本命の一角であることを強く示唆するものだった。

一方で、注目のアストンマーティン・ホンダは、依然として出口の見えないトンネルの中にいる。フェルナンド・アロンソは40周を走行したものの、ベストタイムはトップから4.019秒も遅れる9番手。マシンのポテンシャル不足、あるいは解決すべき課題の多さは隠しようがなく、開幕に向けて厳しい戦いが続いている。

アウディとレーシングブルズもかなりの時間をガレージで過ごした。ガブリエル・ボルトレートは29周、リアム・ローソンは27周にとどまった。

2026 F1バーレーンテスト5日目 午前速報結果

Pos Driver Team Time Gap Laps
1 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:33.453 0.000 72
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1:33.584 0.131 56
3 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:34.111 0.658 77
4 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:35.130 1.677 71
5 ガブリエル・ボルトレート アウディ 1:35.263 1.810 29
6 オリバー・ベアマン ハース・フェラーリ 1:35.279 1.826 69
7 フランコ・コラピント アルピーヌ・メルセデス 1:35.506 2.053 54
8 リアム・ローソン レーシングブルズ・RBPT 1:36.959 3.506 27
9 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・ホンダ 1:37.472 4.019 40
10 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:39.670 6.217 5
11 バルテリ・ボッタス キャデラック・フェラーリ 1:40.193 6.740 58