エステバン・オコン
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《動画》オコン、TVゲームでバクーの予行練習を実施 / F1アゼルバイジャンGP 2017《Preview》

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自身初となるバクー市街地コースでのレースに向けて、フォース・インディアのエステバン・オコンはテレビゲーム「F1 2016」で予行練習を行った。オコンは昨年のF1王者ニコ・ロズベルグのマシンに乗り、中世の趣漂うバクーのコースを走り抜け、コースレイアウトを頭に叩き込んだ。

F1 2016」はF1唯一の公式ライセンスゲームであり、PlayStation4やXbox等のプラットフォームから発売されている超リアルF1ゲーム。ウィリアムズのランス・ストロールをはじめ、F1ドライバーの中にもファンが多い。

オコンの公式Twitterに公開された”練習風景”には、Logicool社のハンドルコントローラー「G29ドライビングフォースLPRC-15000」を机に固定し、レースシミュレーションを行うオコンの姿が映っている。

ラップタイムがいくつだったのか気になる所だが、ハンドサインを見せる辺り、ロズベルグが昨年の予選で記録したバクーのファステストラップ1分42秒758を超えたものと思われる(?)。

23日から開幕する”リアルF1アゼルバイジャンGP”に向けて、「サーキットはゲームで勉強したから、下準備はばっちりさ」と語るオコンがコメントを発表した。

オコン:F1アゼルバイジャンGPに向けて

エステバン・オコンまだ走ったことないけどワクワクしてる

初めてのモントリオールはすごく楽しかったね。レースが終わって車から降りた時、まるで15分しかレースしてなかったんじゃないかって思ったんだ。全てがあっという間に時間が過ぎていったよ。それだけ楽しかったってことなんだけど。今回もチームが素晴らしい仕事をして、車を改善してくれたんだ。フリー走行、予選と、セッションが進む毎に前進していったよ。それが今年の僕らの強みだよね。

表彰台争いは素晴らしい気分だったし、チームとしてどれだけ競争力があるかわかったのも良かったね。バクーはどうなるのかなって考えると、ワクワクするよ。車から最大限を引き出す方法が、すごくよく理解できてる感じがするんだ。僕にとっては初めてのサーキットだけど、できるだけ早く学んで、すぐにペースを掴むよ。サーキットはゲームで勉強したから、下準備はばっちりさ。

バクーはフォーミュラワンにとって素晴らしい場所だね。ストリートサーキットはいつも特別な雰囲気を作り出すし、街は本当にクールだよ。僕は去年ちょっと探検できたから、あの辺は詳しいんだ。サーキットも歩いたしね。まだマシンで走ったことはないけどね。


カナダでのレース経験と”シミュレーター”での練習走行によって、また1つ成長したであろうオコンの走りに注目したい。

2017年第8戦F1アゼルバイジャンGPは、6月23日(金)18時からのフリー走行で幕を開ける。開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、アゼルバイジャンGPに関する情報については、F1アゼルバイジャンGP特設ページをご覧あれ。

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