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4度のF1ワールドチャンピオンともあろう者が、一体何故?? 事件は、2017年6月25日に行われたF1アゼルバイジャンGPで、セーフティーカーがレースを先導する中で起こった。
前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンが減速した事で、ハミルトンのリアに衝突してしまったセバスチャン・ベッテルが激怒。ベッテルは即座にハミルトンのマシンに自分の車を横付けして猛抗議したのだが、冷静さを失ったF1王者は、不用意にもマシンを操縦することを忘れ、ハミルトンの左サイドに激突してしまった。
この一件は審議の対象となり、レース・スチュワードはベッテルに10秒のストップアンドゴー・ペナルティを言い渡した。ベッテルの振る舞いを問題視した審査員は、レース後にペナルティポイント3を科す事を決定、ベッテルは後3ポイントでレース出場停止処分となる。
セバスチャン・ベッテルに罰則ポイント3が追加、後3ポイントで出場停止に
前走車両に横付けして怒鳴り散らすその様子は、まるでDQN(軽率・粗暴な者、あるいは非常識な者を指すときに用いられるスラング)。被害者となったハミルトンはベッテルのこの行為に対して「何度もタイトルを獲得した人間のやることじゃない」と非難している。
動画には、衝突の際の両者のオンボード映像の他、レース後に行われたハミルトンとベッテルへのインタビューの模様も収録されている。