ルイス・ハミルトン「今のメルセデスは過去最強」F1アゼルバイジャンGP《決勝》
第4戦F1アゼルバイジャンGP決勝レースを2位表彰台で飾ったメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは「今のメルセデスは過去最強だと思う」と語り、リザルト・チーム体制の両面で、かつてない程高い水準に達しているとの考えを示した。
フロントローを独占したシルバーアローは、ポールシッターのバルテリ・ボッタスがキャリア通算5度目の優勝を果たし、ハミルトンは1.5秒差での2位表彰台を獲得。チーム史上初めて開幕4戦連続での1-2を達成して、コンストラクターズチャンピオンシップでの得点を173点に伸ばし、2位に続くフェラーリとのギャップを70点に拡大した。
今のメルセデスはかつてないほど強い
ルイス・ハミルトン決勝: 2位, グリッド: 2番手
チームにとって最高の結果だ。今のチームはかつてない程に強い。全てはチームワークのおかげだ。僕もバルテリもマシンの限界値を超えたパフォーマンスを引き出そうとしてるし、それが結果にも表れている。ピットクルーやエンジニア、それにファクトリーのスタッフ達、チームの全員のおかげだ。こんなにも高いレベルのパフォーマンスは過去にはなかったと思う。みんなのハードワークに心から感謝してる。
不得意なバクーでは毎年苦労する。今日は勝利に近づいたけど、十分じゃなかった。予選では自分の仕事をやり切れず、決勝のスタートでは慎重になりすぎてしまった。VSCが出た時は問題を抱えてしまい、バルテリを捕まえるのが難しくなってしまった。
でもこれらは全部言い訳だ。バルテリは素晴らしいレースをしていた。勝利に相応しい。チームが僕らのバトルを認めてくれて良かった。巻き返すために懸命に作業に取り組むつもりだし、次のスペインGPではパフォーマンスを発揮したいと思ってる。
51周で争われた決勝レースでは、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウイン。通算5勝目を上げて優勝した。2位はルイス・ハミルトン。シルバーアローが4連連続1-2を達成した。3位表彰台にはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが滑り込んだ。