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レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが、アゼルバイジャンGP予選を振り返ってコメントを発表した。金曜フリー走行ではいずれのドライバーもがトップ3に名を連ね好調を感じさせていたレッドブルだが、予選の結果はあまり芳しいものとは言えなかった。
結果は予選10番手と低迷したが、限界ギリギリで攻めた結果のクラッシュに悔しさを滲ませつつも、だからこそストリートサーキットが好きと語るリカルド。車のバランスや回頭性はこれまでのレースより確実に良くなっており、決勝に向けて挽回できると自信をみせた。
リカルド:アゼルバイジャン予選を終えて
ダニエル・リカルドFP3: 4位, 予選: 10位
クラッシュしたわけだから当然イライラしてるよ。でも、予選Q3では車の性能を最大限発揮させるために全てを出し切らなきゃならないんだ。6コーナーは上手くやれる場所だって分かってから、スピードをキープしたままコーナーに進入したんだけど、コーナーの出口でリアを失って壁に当たっちゃったんだ。
リアのグリップが戻ってきたから立て直そうとはしたんだけど、そのままいっちゃったよ。あそこの壁は少し丸く出っ張ってるんだよね。壁のせいじゃないから、壁に文句言ってるわけじゃないよ!(笑) ちょっとハードに攻めすぎて、グリップの限界を超えてしまったってだけさ。
ミスしたわけだから当然嬉しくはないけど、ここはそういうサーキットの一つだからね。僕にとっては今のところ好ましくない状況だね。でも、限界まで攻めなきゃならないんだけど、限界を超えちゃうとその代償を払わなくちゃならない、そんなストリートサーキットが僕は好きだな。
今日は前列をかけて争えると思ってたから悔しいんだけど、メルセデスはほんと速くて全然及ばなかった。でも、フェラーリはそこまで遠い場所にいる感じじゃないね。マックスも僕も、今週のマシンバランスに満足してるんだ。車の応答性も良いし、確実に進歩してきてると思う。希望は捨ててないよ。ここではいろんなことが起こり得るし、例えワンストップ作戦が主流になったとしても前に出てみせるさ。
2017年第8戦F1アゼルバイジャンGP予選の模様については予選の結果とダイジェストを参照されたい。