レッドブル、僚友対決の「黄金律」を説明…フェルスタッペン対ペレスのF1オーストリア接近戦を経て
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マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスによる接触スレスレの接近戦を経て、レッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーがチームの行動規範「黄金律」を説明した。
7月1日のF1第10戦オーストリアGPスプリントでは、1周目のターン1~3区間にかけて、レッドブル勢同士が激しいバトルを展開した。
2番グリッドのペレスはオープニングラップのターン1を前に首位を奪取。ポイントリーダーはターン2に向けて反撃を試みたものの、ペレスが寄ってきたため片輪を芝に落す状況に追いやられた。
当初、フェルスタッペンはペレスが故意に幅寄せしたものと考え憤りをあらわにしていたが、パルクフェルメでの話し合いを経て、ペレスが自身を見ていなかった事を確認。レース後会見では冗談を交えながら全て解決済みだと強調した。
レッドブルの指揮官は「我々のチームの黄金律は、ハードにレースをしてお互いにスペースを与えることだ」と述べ、相手を尊重して接触しない限りは原則としてバトルが許可されていると説明し、スプリントでのバトルはフェアだったと説明した。
「最初の数コーナーでのバトルは、タイトではあったもののフェアで、素晴らしい激闘であった事に疑いはない。その後、二人は落ち着いて素晴らしいペースを発揮していた」
「我々のホームであるオーストリアで1-2フィニッシュを飾る事ができた。両ドライバー共に力強いレースを戦ってくれた。これは我々にとって最高の結果だ」
「チームとしては手堅く15ポイントを獲得できたし、明日のレースもこの勢いでいきたいところだ」
2023年F1オーストリアGPスプリントではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを飾り、僚友セルジオ・ペレスが2位、カルロス・サインツ(フェラーリ)が3位に続く結果となった。
決勝レースは日本時間7月2日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4318mのレッドブル・リンクを71周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。