独Sky Sportによると、フォルクスワーゲン傘下のドイツの高級車メーカー、アウディはF1第14戦ベルギーGP開幕当日の8月26日(金)に2026年からのF1参戦を正式発表する。

報道によるとアウディは金曜日にスパ・フランコルシャンで記者会見を行う。モハメド・ベン・スレイエムFIA会長及び、アウディの首脳陣が出席する見通しだという。

続報：アウディ、F1参戦を正式発表

また、かつてパワートレイン開発の責任者を務めた事もあるアウディのオリバー・ホフマンCOOとマルクス・ドゥスマン取締役会会長が現地入りするとの情報もある。

具体的な参戦形式は不明だが、スイス・ヒンウィルを本拠とするザウバー・モータースポーツAG（アルファロメオ・レーシング）の75%株を段階的に取得する計画だと噂されている。

ドゥスマンは2005年にメルセデスのF1開発統括責任者を務めた後、2007年にBMWに移籍。ザウバー（現アルファロメオ）と共にF1を戦った経験を持つ人物だ。

アウディはドイツ国内で1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンを開発し、ザウバーは引き続きヒンウィルでシャシーを開発する方向で役割を分担するものと見られている。

なお独Sky Sportは同じVW傘下のポルシェも参戦を正式決定したと伝えた。ただし、発表がいつ行われるかについてはまだ決まっていないと言う。ポルシェに関してはレッドブル・レーシングとの提携が濃厚と考えられている。

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