17位と18位、でも「初の2台完走」 アストン・ホンダが刻んだ小さな一歩。前を向くアロンソとストロール

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2026年F1第2戦中国GPのスプリントが3月14日(土)、上海インターナショナル・サーキットで行われ、アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が17位、ランス・ストロール(アストンマーティン)が18位でフィニッシュした。

順位だけを見れば厳しい結果だ。だが、この日チームにとって最も重要だったのは順位ではない。

19周のスプリントとはいえ、2台が揃ってチェッカーフラッグを受けたのは今季初めてだった。信頼性トラブルによって十分な走行距離を重ねることすら難しい状況が続いてきた中で、まずはレースを最後まで走り切る――それが重要なステップとなった。

おそらくデータ収集を狙った判断だろう。チームは戦略を分け、ストロールはミディアム、アロンソはハードタイヤでスタートした。

ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)のストップによってセーフティーカー(SC)が導入されると、アロンソはステイアウトを選択。一時は13番手まで浮上した。だがリスタート後、フレッシュタイヤを履く後続勢の追い上げを抑えることはできず、最終的に順位を落とした。

それでもアロンソは、今日のレースを経てチームの進歩を確かに感じている。

「今日のポジティブな点を挙げるとすれば、2台揃ってチェッカーフラッグを受け、完走できたのが今回が初めてだったということだ。もちろん今回はスプリントだけど、明日の決勝でも同じことをやりたい。一歩ずつ前に進んでいくつもりだ」

ストロールも、完走によって得られたデータの意味を強調した。

「とにかく今は学んでいるところだ。周回を重ねて完走できたのは良かった。信頼性にも問題はなかった。あとは予選でどうなるかだ」

今後の展望については、「周回を重ね続けて、抱えている問題のいくつかに取り組んでいく必要がある。エンジン、そして車体側について、改善できる部分を少しでも良くしていく。それだけだ」と語った。

17位と18位。この数字だけを見れば厳しい結果だ。だが「壊れずに走り切った」という事実こそが、チームの現状では積み上げるべき最初の段階だ。明日の決勝でも同じことができるか。次に問われるのは、その一点だ。

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