マイケル・アンドレッティ、2023年4月29日インディカー・シリーズのアラバマ・インディGPにて
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気になるアンドレッティの2025年F1ドライバー候補、2人の名前を挙げるボス

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2025年からの新規F1参戦を目指すマイケル・アンドレッティは、アンドレッティ・キャデラックF1チームのドライバーラインナップ候補としてアレックス・パロウとコルトン・ハータを示唆した。

2025年あるいは2026年、または2027年からの新規参戦チームに関する審査プロセスは現在、最終フェーズにあり、国際自動車連盟(FIA)のモハメド・ベン・スレイエム会長によれば8月中にも発表が行われる見通しだ。

インディカーやフォーミュラEを含む様々なカテゴリーに参戦しているアンドレッティは、ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のキャデラックと提携してエントリー。ハイテックと並び、最も承認される可能性が高い2つの団体のうちの1つと考えられている。

実際にF1グリッドに着くためにはFIAの承認に加えて、F1の商業権を保有するリバティ・メディアを納得させ、更にはコンコルド協定への署名にこぎ着ける必要があるが、60歳の元アメリカ人F1ドライバーはこれに自信を持っている。

瑞「Speedweek」によるとアンドレッティは、11番目のチームとして承認される事に「楽観的」であるとした上で、アメリカンモータースポーツのホープ、コルトン・ハータと、2021年のインディカー・チャンピオンであるスペイン出身のアレックス・パロウがドライバー候補であると仄めかした。

「アレックスもコルトンもF1参戦に向けた準備ができている。私はそれを微塵も疑っていない」とアンドレッティは語る。

「彼らは高いポテンシャルを備えている。私は2人をすぐにでもF1マシンに乗せたい。二人ともついていけるはずだ」

「ランド(ノリス)はかつてコルトンのチームメートだった。2人のレベルは同じだった。F1で走る今のランドを見れば、コルトンがどんなことができるか分かるというものだ」

競争という観点で言えば、少なくとも1名はF1と現行グランドエフェクトカーを知り尽くしたベテランの方が好ましいため、マーケット次第だが2名ともが新参ドライバーとなる可能性は低いと思われる。

報道陣からの質問に答えるアレックス・パロウ、2022年10月22日F1アメリカGPCourtesy Of McLaren

報道陣からの質問に答えるアレックス・パロウ、2022年10月22日F1アメリカGP

アンドレッティ・オートスポーツのコルトン・ハータ、2021年8月21日ゲートウェイ500Courtesy Of Penske Entertainment

アンドレッティ・オートスポーツのコルトン・ハータ、2021年8月21日ゲートウェイ500

マクラーレンの公式F1リザーブ・ドライバーでもあるパロウは残り4戦という現時点で、ジョセフ・ニューガーデンに大差をつけてタイトル争いで首位に立っている。

アルファタウリがピエール・ガスリーの後任として白羽の矢を立てたことでも知られるハータはランキング10位に留まっているもの、アンドレッティ・オートスポーツ勢の中ではカイル・カークウッドと最上位を争う競争力を発揮している。

アンドレッティによると、インディアナ州フィッシャーズに建設中の新たなファクトリーは「全てが計画通り」に進行しており、2024年末までに旧本拠からの移転が検討されている。2025年のF1マシンはヨーロッパで製造される計画だが、その後はインディアナ州の新ファクトリーが全てを担当する。