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F1王者フィッティパルディら参戦、40歳超えのレジェンドによるシムレース大会「Legends Trophy」

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エマーソン・フィッティパルディやダリオ・フランキッティ、エリオ・カストロネベスなど、40歳以上のベテランドライバーを対象とした新たなシムレース大会「Legends Trophy(レジェンド・トロフィー)」が、3月28日(土)の「All-Star Esports Battle」の前哨戦として開催される事が決まった。

All-Star Esports Battle(オールスターeスポーツバトル)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止・延期されたグランプリの代わりとして企画されたシムレース大会で、その名の通りシリーズの垣根を超えて数多くの現役スタードライバーが参戦。これまでに2レースが開催されており、今週土曜に3戦目が予定されている。

マールボロ チーム・ペンスキーのエマーソン・フィッティパルディ1994年インディアナポリス500マイルレースにて
© Indycar / マールボロ チーム・ペンスキーのエマーソン・フィッティパルディ1994年インディアナポリス500マイルレースにて

F1オーストラリアGPの中止に伴い開催された第一回大会では賞金1万ドル(約111万円)が用意され、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンや元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤ、インディカーからはシモン・パジェノーやフェリックス・ローゼンクビストらが参加し、50万人以上の視聴者がオンライン上でレースを観戦した。

Legends Trophyのプラットフォームは「rFactor 2」で、予選によってスターティンググリッドを決する。参加資格が与えられるのは、シミュレーターとは馴染みのない者も少なくない40歳以上のレジェンドドライバーだ。

ダリオ・フランキッティ、2012年インディアナポリス500マイルレースにて
© Indycar / LAT Photo USA、ダリオ・フランキッティ、2012年インディアナポリス500マイルレースにて

エントリーリストには、F1やインディカー、NASCARやIMSAで活躍したファン・パブロ・モントーヤ、F1出走160回を誇るジョニー・ハーバート、2009年のル・マン24時間レース王者のデビッド・ブラバム、IMSAチャンピオンのヤン・マグヌッセン、インディカーチャンピオンのポール・トレーシー、インディ500ウィナーでシリーズチャンピオンのトニー・カナーン、同じくインディ500勝者にしてマクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランらが名を連ねている。

今年74歳を迎える1972年と1974年のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディは参戦に際して「技術的な意味で、今や本物のドライビングに近くシミュレーターは非常に重要だ。どこでブレーキを踏み、どこで曲がるか。実際にコースに行く前に学ぶ事ができる。こういった経験によって若いドライバーは精神的に成長する事ができる。私の時代にもシミュレータがあったら良かったのに。そうすれば私の人生はもっと楽になっていただろうね!」とコメントを寄せた。

イベント主催者のThe Raceによると、現時点でのエントリーリストに記載されている全てのドライバーのキャリアを合算すると、F1出走450回以上、F1優勝24回、インディカーでの勝利数177回、ル・マン24時間制覇8度を誇るという。

All-Star Esports BattleとLegends Trophyは共に、日本時間28日25時よりThe RaceのYouTubeチャンネルで配信される。