アルファロメオ、ハースに鞍替え新規定までF1継続との報道

新車「トナーレ」発売記念のスペシャルカラーを施したアルファロメオF1チームのC42、2022年6月9日F1アゼルバイジャンGP (1)Courtesy Of Alfa Romeo Racing

ハースF1チームと2年のタイトルスポンサー契約を締結し、アルファロメオが2024年以降もFIA-F1世界選手権への関与を継続する見通しだと蘭「RacingNews365」が伝えた。

スイス・ヒンウィルを本拠とするザウバーは2026年以降、アウディのワークスチームとなる。これに伴いアルファロメオとの現タイトルスポンサー契約は2023年末を以て終了する。

Courtesy Of AUDI AG

アウディCEOのマルクス・ドゥスマン、2023年4月18日上海オートショーにて

アルファロメオが2024年以降も4輪最高峰クラスへの関与を希望しており、ハースとの間で交渉を重ねているとの憶測はこれまでにもあった。

イタリア出身のギュンター・シュタイナー代表率いるハースは、アルファロメオと密接な関係にあるフェラーリからパワーユニットの供給を受けている。

両者は当初、エミリア・ロマーニャGPの週末に話し合いを予定していたが、大規模洪水被害により中止されたため、モナコで改めて交渉の場が設けられたという。

報道によると、モンテカルロで行われたこの交渉を直接知る複数の情報筋は、2025年を視野に入れた2年契約の可能性を否定しなかった。契約金は年間2,000万ドル(約28億円)に及ぶ可能性があるという。

なお次世代F1パワーユニットを含む新たな技術レギュレーションが導入される2026年以降に関しては、FIA世界耐久選手権(WEC)に転向する可能性もあるという。

F1モナコGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了