ニック・デ・フリース、F1離脱を経てマヒンドラからフォーミュラE復帰
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ニック・デ・フリースがマヒンドラ・レーシングから2023-2024年のフォーミュラE世界選手権に復帰することが決まった。角田裕毅のアルファタウリF1での元チームメイトは、マセラッティから移籍するエドアルド・モルタラとタッグを組む。契約は複数年。
両者との契約についてフレデリック・ベルトランCEOは「ニックとエドは、その速さと経験を以て、我々が掲げる目標に向かってチームを推進する上で重要な役割を果たしてくれるだろう」と語った。
2人は2020-21年シーズンのフォーミュラEでタイトル争いを繰り広げた間柄だ。デ・フリースはこの年、2勝を挙げて、モルタラを7点差で下してワールドチャンピオンに輝いた。
マヒンドラについてデ・フリースは、自身の加入によりチームの「競争力を更に前進させることができるはずだ」として、フォーミュラEという「かつて慣れ親しんでいた、そしてレースを楽しんでいた環境に戻るのが楽しみだ」と付け加えた。
ルーカス・ディ・グラッシとオリバー・ローランドのコンビでシーズンをスタートさせたマヒンドラは今年、カスタマーチームのアプト・クプラと共に選手権最下位に並ぶという厳しい結果に終わった。
デ・フリースとモルタラは10月23~27日にリカルド・トルモ・サーキットで行われる公式プレシーズンテストで本格的に活動を開始する。