F1ベルギー予選を経て3名召喚、規定違反疑惑で…更なる降格ペナなるか

水しぶきを上げスパ・フランコルシャンのメインストレート走行するルイス・ハミルトン(メルセデス)、2023年7月28日F1ベルギーGP予選Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

7月28日(金)のF1ベルギーGP予選を経て、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)を含む5名のドライバーがスチュワードに召喚された。内2名は参考人としての呼び出しで、理論的には3名にペナルティが科される可能性がある。

Q2でハミルトンは、オー・ルージュ、ラディオン間でコース外に飛び出た後、チームメイトのジョージ・ラッセルの前方でコースに復帰した。ハミルトンが危険な形でコースに戻った可能性があるとしてスチュワードは、ラッセルを含めた2人のメルセデスドライバーを召喚した。

アレックス・アルボンもQ1のターン9で計測ラップ中のピエール・ガスリー(アルピーヌ)の前方でコースに戻るシーンがあり、同じく国際競技規則付則L項4章第2条c項違反の疑いがあるとして召喚された。

ケビン・マグヌッセン(ハース)はQ2でシャルル・ルクレール(フェラーリ)の走行を妨害した疑いがあるとして、ルクレールと共に調査を受ける。

現時点では5基目のギアボックス投入によりマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が5グリッド降格を受けるのみだが、一連の聴聞会次第ではスターティンググリッドに更なる変化が加わる可能性がある。

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