アルガルベ・サーキットを走行するハースのロマン・グロージャン、2020年F1ポルトガルGPにてcopyright Haas

トラックリミット緩和されるも依然として24回のタイム抹消が発生…最も多く違反したのは誰?/ F1ポルトガルGP

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10月23日(金)に計180分間に渡って行われたフリー走行で計125件のトラックリミットが発生した事を受けて、FIAレースディレクターを務めるマイケル・マシは制限を緩和する措置を取ったが、それでもなお土曜のFP3では計24回に渡ってタイムが抹消された。

“コース端のホワイトラインを完全に越えた場合”という厳しい制限が課されていたターン1及びターン4に関して、4輪のいずれかが縁石上にあれば問題ないとする形へと修正されたが、60分間に渡って行われた3回目のフリー走行では、ターン4で3回、ターン1で21回、合わせて24回のトラックリミットが記録された。

無論、予選を前に限界を見極めるべく”敢えて”制限に触れそうな走行を試みた者も多くあるだろうが、何度も繰り返しトラックリミットに違反したドライバーもあった。FIAの記録を元に集計した内容を以下にまとめる。

一度もタイムを抹消されなかったのは以下の5名だ。既にコースを見切ったのか、限界を試さなかったのかは分からないが、何となく納得できてしまう顔ぶれだ。

  • ルイス・ハミルトン
  • セバスチャン・ベッテル
  • シャルル・ルクレール
  • ダニエル・リカルド
  • セルジオ・ペレス

1回のみトラックリミットを犯したのは以下の10名だ。

  • バルテリ・ボッタス
  • マックス・フェルスタッペン
  • ランド・ノリス
  • エステバン・オコン
  • ランス・ストロール
  • キミ・ライコネン
  • アントニオ・ジョビナッツィ
  • ケビン・マグヌッセン
  • ジョージ・ラッセル
  • ニコラス・ラティフィ

2回以上に渡って制限違反の切符が切られたのは5名だった。

アレックス・アルボン、カルロス・サインツ、ダニール・クビアトの3名が計2回で、ピエール・ガスリーが4回、そして20名の中で最も多かったのは、初日にトラックリミットのあり方に不満を訴えドライバーズブリーフィングの議題に上げる意向を示していたGDPA会長を務めるロマン・グロージャンの5回だった。グリップ不足を改良しきれていないのか、グロージャンはFP3で20番手最下位と苦戦した。

この結果を踏まえてドライバー達の予選の走りとトラックリミットに注目してみるのも一興だろう。

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