佐藤琢磨、最終走行5番手「最後のピース」を掴み3度目制覇へ / 2026年インディ500《カーブデー》結果

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2026年の第110回インディ500の最終プラクティス、通称カーブデーの走行が現地時間5月22日(金)に行われ、3度目の制覇を目指す佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)が、226.244mphを記録して5番手につけた。

ベンチマークを刻んだのは228.342mphを記録したジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)だが、レースは23番手からのスタートとなる。2番手にはクリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター)、3番手にはデイビッド・マルーカス(ペンスキー)が続いた。

サングラス姿で笑顔を見せるジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)Courtesy Of Penske Entertainment

サングラス姿で笑顔を見せるジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)

佐藤、93周で掴んだ「最後のピース」

決勝を前にした2時間の最終セッションで佐藤は、最多96周を走り込んだスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に次ぐ2番目となる93周を走行した。12番グリッドから臨む日曜の500マイルレースに向け、最後の確認作業に取り組んだ。

「昨年と同じように涼しい一日だったので、全体的にペースが非常に速く、決勝日とは異なるダウンフォースを選択する必要がありました」と佐藤は振り返る。

「それでも、今日はかなりのマイレージを稼ぐことができ、[セッティングに必要となる]重要なデータの最後のピースを揃えることができたので、ここから大きく[クルマを]変えることはないと思います。今日はチーム全員が良い仕事をしてくれました」

ヘルメットのストラップを締めながらピットレーンに立つ佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)Courtesy Of Penske Entertainment

ヘルメットのストラップを締めながらピットレーンに立つ佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)

レースの想定ダウンフォースとは異なるとしても、3度目の勝利を狙う本大会の最終プラクティスをトップ5で締めくくったことは、前向きな材料と言える。実際チームメイトも、改善の余地こそ認めつつ、一定の評価を下している。

12番手をマークしたグレアム・レイホールは、直近のプラクティスより「はるかに良かった」とし、「いくつか良い学びもあったし、クルマの方向性は正しいと思う」と手応えを示した。

18番手のルイス・フォスターも「まだ少し解明しなければならないことがある」としつつ、「クルマは月曜日より良くなった」と評価した。

一方、インディ500初挑戦となるルーキーのミック・シューマッハは29番手に沈み、「トラフィックの中で少し苦労したし、リズムを見つけるのにも苦労した」と振り返り、決勝に向けて「すべてを適切な状態に持っていければと思っている」と気持ちを切り替えた。

パロウ連覇へ6番手、ロッシが復帰

ピットロードでアレックス・パロウのタイヤ交換作業を行うチップ・ガナッシ・レーシング、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)Courtesy Of Penske Entertainment

ピットロードでアレックス・パロウのタイヤ交換作業を行うチップ・ガナッシ・レーシング、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)

ポールシッターで前年のインディ500覇者でもあるアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)は6番手を記録した。本大会で連覇を達成した場合、史上7人目の快挙となる。

ルーキー勢の中では、デニス・ハウガー(デイル・コイン)が最上位で、10番手につけた。

今週月曜のプラクティスで発生したクラッシュにより、左手の指と右足首を負傷したアレキサンダー・ロッシ(エド・カーペンター)は、軽い手術を受け再びステアリングを握ったが、31番手に沈んだ。

ピットウォールに腰掛けながら談笑するアレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)Courtesy Of Penske Entertainment

ピットウォールに腰掛けながら談笑するアレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング)、2026年5月22日(金) 第110回インディ500カーブデー(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)

2時間にわたったこの日のセッションで33台は合計2169周を走行した。大きな混乱は少なく、コーションは、右リアが緩みコース上でマーカス・エリクソン(アンドレッティ)がスローダウンした際の1回だけだった。

第110回インディアナポリス500マイルレースは、5月24日(日)の日本時間25時45分からGAORA SPORTSで生中継される。

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ハイライト動画

2026年インディ500カーブデー結果

Pos. Driver
Team
Time
Speed
Gap Laps
1 ジョセフ・ニューガーデン
Team Penske
00:39.4145
228.342 mi/h, 367.481 km/h
55
2 クリスチャン・ラスムッセン
Ed Carpenter Racing
00:39.5650
227.474 mi/h, 366.084 km/h
0.1505 s
0.868 mi/h, 1.397 km/h
49
3 デイビッド・マルーカス
Team Penske
00:39.7237
226.565 mi/h, 364.621 km/h
0.1587 s
1.777 mi/h, 2.860 km/h
54
4 コナー・デイリー
Dreyer & Reinbold Racing
00:39.7630
226.341 mi/h, 364.261 km/h
0.0393 s
2.001 mi/h, 3.220 km/h
81
5 佐藤琢磨
Rahal Letterman Lanigan Racing
00:39.7801
226.244 mi/h, 364.104 km/h
0.0171 s
2.098 mi/h, 3.377 km/h
93
6 アレックス・パロウ
Chip Ganassi
00:39.8255
225.986 mi/h, 363.689 km/h
0.0454 s
2.356 mi/h, 3.792 km/h
69
7 カイル・カークウッド
Andretti Global
00:39.8376
225.917 mi/h, 363.578 km/h
0.0121 s
2.425 mi/h, 3.903 km/h
49
8 スコット・マクラフリン
Team Penske
00:39.8862
225.642 mi/h, 363.136 km/h
0.0486 s
2.700 mi/h, 4.345 km/h
53
9 マーカス・アームストロング
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
00:39.9429
225.322 mi/h, 362.621 km/h
0.0567 s
3.020 mi/h, 4.860 km/h
73
10 デニス・ハウガー
Dale Coyne Racing
00:39.9668
225.187 mi/h, 362.403 km/h
0.0239 s
3.155 mi/h, 5.078 km/h
64
11 ロマン・グロージャン
Dale Coyne Racing
00:39.9731
225.151 mi/h, 362.345 km/h
0.0063 s
3.191 mi/h, 5.136 km/h
91
12 グレアム・レイホール
Rahal Letterman Lanigan Racing
00:39.9897
225.058 mi/h, 362.196 km/h
0.0166 s
3.284 mi/h, 5.285 km/h
88
13 ジャック・ハーヴィー
Dreyer & Reinbold Racing
00:39.9994
225.003 mi/h, 362.107 km/h
0.0097 s
3.339 mi/h, 5.374 km/h
86
14 スコット・ディクソン
Chip Ganassi
00:40.0147
224.917 mi/h, 361.969 km/h
0.0153 s
3.425 mi/h, 5.512 km/h
96
15 マーカス・エリクソン
Andretti Global
00:40.0185
224.896 mi/h, 361.935 km/h
0.0038 s
3.446 mi/h, 5.546 km/h
61
16 リーナス・ヴィーケイ
Juncos Hollinger Racing
00:40.0524
224.706 mi/h, 361.629 km/h
0.0339 s
3.636 mi/h, 5.852 km/h
59
17 サンティノ・フェルッチ
A.J. Foyt Enterprises
00:40.1042
224.415 mi/h, 361.161 km/h
0.0518 s
3.927 mi/h, 6.320 km/h
51
18 ルイス・フォスター
Rahal Letterman Lanigan Racing
00:40.1187
224.334 mi/h, 361.031 km/h
0.0145 s
4.008 mi/h, 6.450 km/h
73
19 エリオ・カストロネベス
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
00:40.1261
224.293 mi/h, 360.965 km/h
0.0074 s
4.049 mi/h, 6.516 km/h
70
20 パトリシオ・オワード
Arrow McLaren
00:40.1423
224.202 mi/h, 360.818 km/h
0.0162 s
4.140 mi/h, 6.663 km/h
58
21 カイオ・コレット
A.J. Foyt Enterprises
00:40.1560
224.126 mi/h, 360.696 km/h
0.0137 s
4.216 mi/h, 6.785 km/h
56
22 フェリックス・ローゼンクヴィスト
Meyer Shank Racing w/ Curb-Agajanian
00:40.1984
223.89 mi/h, 360.316 km/h
0.0424 s
4.452 mi/h, 7.165 km/h
45
23 キフィン・シンプソン
Chip Ganassi
00:40.2546
223.577 mi/h, 359.812 km/h
0.0562 s
4.765 mi/h, 7.669 km/h
89
24 エド・カーペンター
Ed Carpenter Racing
00:40.2556
223.571 mi/h, 359.803 km/h
0.0010 s
4.771 mi/h, 7.678 km/h
63
25 ライアン・ハンター=レイ
Arrow McLaren
00:40.3405
223.101 mi/h, 359.046 km/h
0.0849 s
5.241 mi/h, 8.435 km/h
57
26 ウィル・パワー
Andretti Global
00:40.3685
222.946 mi/h, 358.797 km/h
0.0280 s
5.396 mi/h, 8.684 km/h
89
27 ノーラン・シーゲル
Arrow McLaren
00:40.3728
222.922 mi/h, 358.758 km/h
0.0043 s
5.420 mi/h, 8.723 km/h
55
28 ジェイコブ・エイベル
Abel Motorsports
00:40.3729
222.922 mi/h, 358.758 km/h
0.0001 s
5.420 mi/h, 8.723 km/h
64
29 ミック・シューマッハ
Rahal Letterman Lanigan Racing
00:40.4090
222.723 mi/h, 358.438 km/h
0.0361 s
5.619 mi/h, 9.043 km/h
67
30 クリスチャン・ルンガー
Arrow McLaren
00:40.4576
222.455 mi/h, 358.007 km/h
0.0486 s
5.887 mi/h, 9.474 km/h
57
31 アレキサンダー・ロッシ
Ed Carpenter Racing
00:40.4874
222.291 mi/h, 357.743 km/h
0.0298 s
6.051 mi/h, 9.738 km/h
48
32 スティング・レイ・ロブ
Juncos Hollinger Racing
00:40.5234
222.094 mi/h, 357.426 km/h
0.0360 s
6.248 mi/h, 10.055 km/h
58
33 キャサリン・レッグ
HMD Motorsports w/ A. J. Foyt Racing
00:40.5373
222.018 mi/h, 357.303 km/h
0.0139 s
6.324 mi/h, 10.178 km/h
48