ホンダF1のトップを務める長谷川祐介は、ベルギーGPはマクラーレン・ホンダにとって厳しいレースになるだろう、との見方を示した。
25日(金)にスタートする第12戦F1ベルギーグランプリは、エンジン全開率が80%近くにも達し、平均時速が230kmのF1随一の超高速サーキットとして知られる。フェラーリやメルセデス等のライバル勢と比べてエンジン出力が劣るホンダは、シーズン後半戦の最初のレースで難しい戦いを強いられる事になる。
ホンダF1：ベルギーGPに向けて
長谷川祐介ベルギーはエンジンパワー要求の激しいコース
短い束の間の夏休みを終えて、我々はシーズン後半戦の最初のグランプリとなるベルギーに向かいます。カレンダーの中で最も人気があり歴史的なトラックの1つであるスパ・フランコルシャンは、長いストレートと様々な高速コーナーを備えたマシンに厳しいサーキットです。
スパをお気に入りに挙げるドライバーも多いわけですが、ドライバーにとっては難しいサーキットと言われています。それは、カレンダーの中で最も難しいコーナーの1つであるオー・ルージュのようなセクションで、自らのドライビングスキルと勇気を証明しなければならないからです。
マクラーレン・ホンダはハンガリーGPでダブル入賞を果たし、シーズン前半をポジティブな形で締めくくりました。その後行われたイン・シーズン・テストでは、マシンの改善のための貴重なデータを収集する事ができました。エンジンパワー要求が厳しいスパ・フランコルシャンは、我々にとって厳しいサーキットだと思いますが、ハンガリーで獲得した勢いを維持し良いレースができるよう全力を尽くすつもりです。
2017年第12戦ベルギーグランプリの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1ベルギーGP特設ページを参照されたい。1回目のフリー走行は日本時間8月25日(金)17時から始まる。
